2018-06-10 08:00 追加
ネーションズリーグ男子 ポーランド戦コメント 中垣内祐一監督「相手の短いサーブに苦しんだ」 福澤達哉「パスする人間として、しっかり反省しなければ」
全日本代表 男子
■福澤達哉
今日のゲームは、相手のポーランドのサーブにいいように揺さぶられたのが敗因。
僕たちはサイドアウトをきっちりとっていかないと勝てないところで、サイドアウトを一つのテーマにしている。
今日のサーブは決してストロングサーブではなかったが、常にいやらしいグッドサーブを打ってきた。
それに関して責任はウィングスパイカーとリベロの連携に尽きる。そこをもう少し改善して自分たちのいいところに持っていければよかった。
パスする人間としてしっかり反省しないといけないと思っています。
■浅野博亮
ちょっと相手のサーブで前後を崩されて、守備の要である自分がもっと指示して引っ張っていけたらもう少しいいゲーム内容になったと思います。もう一つ、やはりこっちのブロックが低い時に、サーブで攻めることができず、相手にAパスを返されて簡単に攻められていた。そこは強気で攻めていかないと、日本は身長がないぶん相手にコンビをされると簡単に決められてしまいます。
■西田有志
今日は昨日よりは内容は良くなった。自分たちのプレーでしっかり押し切れなかったのが敗因。自分はレセプションをしない立場で、どうサーブが入るか、うしろにしっかり言うべきだった。サーブでしっかり崩せず相手のいいようにやられました。チーム内ではしっかりと声を出してコミュニケーションをとっていた。明日はもっとそれをしていかないとイタリアには勝てない。
――福澤さんに。昨日も多分そうですし、今日もそうですが、相手のサーブがパイプのコースにきちんと打ってきて、攻撃を一個減らす意図があるサーブだったのかなと思います。これからも相手がそういう攻めをやっていくと思いますが、打開策は。
当然私達の武器はクイックだったりパイプだったりがチームとしてやろうとしていることですが、まずパスありき。たとえ前に狙われてバックアタックが潰されてもしっかりAパスに返しさえすれば他にも攻撃手段がある。今日なんかも、浅野が入って僕のパイプを隠してたケースがありましたが、それにこだわりすぎて、サイドとリベロの範囲が広がりすぎた。僕がフローターのレセプションにも3枚入って、まずパスを返すことを優先するべきだったかもしれません。
僕自身も、浅野とリベロにきっちり返してもらって、パイプで貢献するということに固執しすぎてしまったかなと思う。もう少し早めにああいうチームに対しては対応していかないといけない。
――西田選手に。今日のポーランドのブロックについてどう感じたか。後半の狙い所やどう変えたか。
最初は止められたりワンタッチかけられたりが多かったのですが、変えたのは、向こうのブロックが高いので、弾くのはできなかった。腕の横だったり、コートの端を狙うようにした。
今日はラインから内側に手をふってライン締めをされた。
周りの人から指摘があったので、クロスを打った。向こうはシステムとしてラインを締めてきた。自分が打たされてる気分だったんですけど、指先じゃなくて、外に弾いたり、脇を狙ってレシーバーを混乱させる考え方だった。
――浅野さんに。第3セットに入る前に中垣内監督に何を言われたのか。
自分のイメージでは、すごくレセプションを崩されてしまっているという感じだったのですが、「そんなに大くずれはしていないから、もっと自信を持ってやればいい」ということを言っていただきました。それで少し落ち着いたと思います。
写真:FIVB
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