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会見・コメント

2012-10-09 13:49 追加

ロンドンオリンピック 祝勝会 報告会

バレーボール協会は28日、ロンドン五輪に出場した女子バレーボールと男子ビーチバレーの報告会と、同大会で銅メダルを獲得した全日本女子チームの祝勝会を都内のホテルで開催した。会場には関係者と報道陣を合わせて、約500人が詰め

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バレーボール協会は28日、ロンドン五輪に出場した女子バレーボールと男子ビーチバレーの報告会と、同大会で銅メダルを獲得した全日本女子チームの祝勝会を都内のホテルで開催した。会場には関係者と報道陣を合わせて、約500人が詰めかけた。

全日本女子チームからは、トルコリーグに移籍した木村沙織選手を除く選手11名と眞鍋政義監督をはじめとするスタッフ陣、男子ビーチバレーの朝日健太郎/白鳥勝浩ペアと山本知寿監督が出席した。

真鍋監督「中国戦が集大成だった」

 28年ぶりメダルを獲得した全日本女子のロンドン五輪での戦いぶりについて真鍋監督は、「予選リーグはロシア、イタリアに敗れて3位通過となった。8月7日準々決勝をチームの『運命の日』と決めてきたが、北京で銅メダル、アテネで金メダルの中国が相手になりました。各セットすべて2点差、ついにフルセットになり、マッチポイントを何度も取られながら、大逆転勝ちししました。長年バレーをしてきたが、すごい試合をやってくれたと今でも思う」。
と、中国戦がキーポイントだったと振り返った。

「準決勝、北京でチャンピオンのブラジルに、簡単に負けてしまいましたけれども、3位決定戦、最終予選では負けた相手でしたが、12チームで一番背の低い日本が、拾って拾って拾いまくり、銅メダルを獲れました。金メダルを目標にしていましたが、金メダルに等しい銅メダルだったと思います。この4年間、選手13名、スタッフとバレーボールができてよかった」。

ビーチバレー山本監督の総括の後、オリンピックに2大会出場した朝日健太郎の引退が報告され、三屋裕子理事より花束の贈呈があった。
「バレーを始めて約25年が終わるんだなと感じます。残り2日、明るく元気よくプレーしたい。バレー選手でよかったなと本当に思います。バレーを通じて夢を見させてもらいました。ライジングサン、とあだ名で呼ばれてきた僕ですが、明後日はお台場の海にサンセットして終わりたいと思います」。

「オリンピックでは1試合ごとに楽しめて、幸せを感じた」という新鍋理沙選手。

「まだ忙しくて新婚気分は味わってないです」という竹下佳江選手。

「これからも一日一日努力して、成長していきたい」という迫田さおり選手。

「いちばん嬉しかったのは、娘が自分もオリンピック選手になりたいと言ってくれたこと」と語った大友愛選手。

セッターの練習を始めたばかりの狩野舞子選手は、「やるからにはセッターとしてオリンピックの舞台に立てるよう、頑張りたい」と語った。

中野会長より、選手に報奨金100万円、スタッフに功労金が授与され、最後に森田淳悟強化事業本部長が「これからは2016年リオデジャネイロオリンピックを目指して、4年間世界の強豪国に立ち向かっていかなければならない。さらに熱い応援をお願いしたい」と締めくくった。

文責:高井みわ
撮影:中西美雁

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