2018-06-12 01:05 追加
山内晶大「いいイメージを日本ラウンドで残せた」 福澤達哉「日本の皆さんに良くなる兆しを感じてもらえたら」
全日本代表 男子
■福澤達哉
本当にどんな形であれ勝てたのは僕たちにとっても良かった。それに、ここ2日間せっかく日本大会なのに不甲斐ない試合しか見せることができなかったので、日本の皆さんに少しでも僕らが良くなる兆しを感じてもらえたらいいなと思います。
昨日課題として挙げたサーブレシーブについてですが、今日は常にリベロの古賀太一郎選手と声を掛け合い、誰がどこをとるのかということを試合を通してやりました。ですので、今日はそこまで多くずれすることなく耐えられました。ジャンプサーブに関しても、ポイント(サービスエース)をとられたこともありましたけど、最後はきっちり返せました。ポイントさえとられなければ、今日は西田がすごく頑張ってくれたので、勝つことができました。
(オーバーパスでのフェイントについて、クビアクを意識しているのかと聞くと)クビアクだけでなく、ブラジルのワラセなんかも同じ様なプレーをするのですが、トスが近い時にブロックがついてる時は、そのまま打ち付けてしまうよりは、何か少しでも相手の嫌がることをしようと心がけました。タイミングをずらしてオーバーでフェイントしたのもそのうちのひとつです。ポイントできる場面もありましたし、今後も自分の引き出しのひとつとしてやっていこうと思います。
自分に与えられた役割ができたかどうかは常に意識してやっています。そのクォリティをひとつでもふたつでもあげていきたい。まずはやはりパイプですね。クイックとパイプが今シーズンの課題なので。もう少し打数があってもいいかなとは思いますが、要所で使うことで意味が出てくる。あとはサーブレシーブですね。強いサーブをアンダーで受けると差し込まれてしまうことがあるのですが、僕はオーバーパスが割と得意なので、それでなんとか食らいついています。
僕らが一番やってはいけないのは直接的に失点すること。それを状況で判断して避けていくことが大事だと思います。
4枚サーブレシーブは、20番の選手はサーブの攻める範囲がすごく広かったので、一人のレシーバーが守る範囲を狭めるためにやりました。
写真:黒羽白
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