2018-06-17 15:04 追加
全日本男子、初出場の高松、本間らが奮闘するも、ロシアにストレートで敗れる ネーションズL
ネーションズリーグ男子 予選ラウンドの結果
全日本代表 男子
ネーションズリーグ男子予選ラウンド第4週・第2戦が15日、ドイツのルートヴィヒスブルで行われ、日本はロシアと対戦。これまでとは異なるスターティングメンバーで臨んだが、ストレートで敗れた。日本の通算成績は5勝6敗。
次戦は同会場で、17日(日)、12時(日本時間19時)からアルゼンチンと対戦する。
ロシア戦のスターティングメンバーは、大竹壱青、伏見大和、浅野博亮、高松卓矢、髙橋健太郎、藤井直伸、本間隆太。
第4週から新たに招集された高松、本間を入れて、新布陣でスタート。いきなり身長218cmのムセルフスキーの高さのあるクイックで連続失点するも、伏見がクイックで初得点。序盤は日本が好レシーブの粘りを見せ、4-4。髙橋のクイック、本間の好レシーブが出て会場も沸く。サーブで崩され、5-8でテクニカルタイムアウトに。
ロシアのブロック、日本のスパイクミスで7-11となり、日本がタイムアウトを取る。大竹のバックアタックで切り、伏見もクイックを決め、10-13。高さのあるクイックに手こずり、12-16でテクニカルタイムアウト。
タイム明けにサービスエースを取られ、12-17で日本が2回目のタイムアウトを取る。14-20で終盤に入るが、強力なサーブで崩され、高いブロックに阻まれ、15-24でセットポイント。大竹が1本決めるが、最後はクイックを決められ、16-25でセットを失う。
第2セット、メンバーは変わらずスタート。大竹のバックアタックが豪快に決まり、先取点。本間の好レシーブで見応えあるラリーを取り、3-0と会場も盛り上がる。サーブで崩され、追い上げられるも、大竹の気迫のあるスパイクが決まり、6-5。高松がサービスエースを取り、8-7でテクニカルタイムアウトを迎える。
その後、髙橋のサービスエース、大竹のスパイクで12-10と前半は互角の戦い。本間の身を挺した好カバーを大竹が切り返して決め、14-12。高松の好サーブから藤井のトリックプレーで得点し、16-14でテクニカルタイムアウト。連続失点するも何とかしのぎ、20-19でロシアがタイムアウトを取り、終盤へ。
しかし、タイム明け、ロシアの高い壁に阻まれ、20-21で日本がタイムアウトを取る。大竹が無理な体勢から決め、2枚替えで藤井に替わった福澤も決めて、22-22。その後、ネット際のプレーで失点し、コンビが決まらずに切り返され、22-24でセットポイント。最後も高い3枚ブロックに止められ、22-25でこのセットも失う。
第3セットも同じメンバーでスタート。序盤は連続ブロックで0-3となるも、伏見のブロックが出て、1-3。日本はサーブで崩され、思うような攻撃が展開できず、2-6となりタイムアウトを取る。藤井も積極的にクイックで攻めていくが、決めきれず、3-8でテクニカルタイムアウトに。
その後、髙橋の好レシーブから浅野が3枚ブロックを打ち抜くなど、得点を重ね、7-9。また、浅野が高いブロックをかわし、2本スパイクを決め、10-13。だが、不要な点を与え、10-14で日本が2回目のタイムアウトを取り、11-16で2回目のテクニカルタイムアウトとなる。
全員がブロックフォローで粘り、高松が会心のスパイクを決め、12-16。さらに、サーブに回った高松が強力なサーブを打ち抜き、相手を崩し、連続得点。14-16でロシアがタイムアウトを取る。
タイム明け直後、高松の弾丸サーブが決まり、更に連続得点をし、16-16と追いつく。お互い得点を重ねるが、ラリーを取られ、18-20で終盤へ。
浅野の好レシーブ、本間の好カバーでラリーが続くなど、息詰まる展開となり、20-22。大竹が難しい局面で何とかスパイクを決め、21-23。しかし、ロシアの高さを生かしたフェイントが決まり、21-24でマッチポイント。1本切った後、高松のサーブで崩し、山内晶大の投入が功を奏し、ブロックで23-24となり、ロシアがタイムアウトを取る。
最後は勝負を狙ったが、サーブミスとなり、23-25でセットを奪えず、敗戦となった。
■矢島久徳強化委員長のコメント
ロシアの高さにどうしようもない場面もあったが、サーブで攻め、ブロックフォローをしつこく拾い、レシーブも上がるラリーを続ける戦いができれば、日本の高さでも勝負できる要素が多々あった。
高さのあるチームに対しての戦い方を、今日の試合を通じて経験できたように思う。小兵ながら高いブロックを利用しスパイクを決める浅野の攻守に渡る活躍、初スタメンの本間、元気印の高松も、印象に残るプレーを披露した。
写真:FIVB
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