2018-07-05 01:15 追加
U-18男子、カザフスタンをストレートで下し、セミファイナルラウンドへ アジアユース男子選手権
アジアユース男子選手権大会(U-18) 順位決定予備戦の結果
全日本代表 男子
第12回アジアユース男子選手権大会(U-18)は、3日、イランのタブリーズで順位決定予備戦が行われ、日本はカザフスタンと対戦。3-0(25-12、25-18、25-23)で勝利し、5日に行われるセミファイナルラウンドに駒を進めた。

写真提供:AVC
カザフスタン戦のスターティングメンバーは、水町泰杜、柳北悠李、中谷 薫、岩本大吾、 糸山大賀、重藤トビアス赳、荒尾怜音。
第1セット序盤、オポジットに入った柳北のバックアタックや岩本のAクイック、重藤が両サイドから放つ強打に対し、カザフスタンはレフトからの強打や左利きの選手によるライト攻撃で対抗。ミスの差で日本がリードし、8-6で1回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。
中盤は相手のサーブミスからキャプテン・水町の攻撃や、柳北のサービスエースで13-8とリードを広げ、さらに水町が得点し、16-10で2回目のテクニカルタイムアウトとなる。
セット終盤には重藤のレフト攻撃、岩本のサービスエースで22 点まで連続ブレイク。ブロックに捕まるも、二段トスを重藤が決めて、24-12。最後はその重藤に代わって入った西村駿佑がしっかりとサーブをコントロールし、相手ミスを誘ってセットを先取した。
第2セットは、西村がそのまま残ったほかは第1セットと同じメンバーでスタート。序盤はお互いに点を取り合ったが、日本のサーブミスをきっかけに相手のサービスエースや2本のブロックで6-7 とされる。しかし、その後は相手ミスが連続し、逆転に成功。セット中盤には西村の連続スパイク、中谷のクイック、柳北や水町のサイド攻撃で14-10とする。ここで中谷を松本喜輝に交代し、糸山のサービスエースや松本のCクイックでポイントを加え、終盤へ。水町と柳北の活躍で押し切り、セットを連取した。
第3セット、柳北をアウトサイド、西村をオポジットに配してスタート。序盤は双方のサーブミスが目立つ展開ながら、後がない相手もメンバーチェンジで食い下がる。相手レフトに決められ、クイックのフェイントで13-13の同点とされると、さらに水町がブロックされ、勢いに乗った相手が先に16点に達したが、テクニカルタイムアウト後はすぐに水町や岩本が得点し、一進一退となる。
相手エースの活躍で20-22とされ、ここで日本がタイムアウトを要求。その後はブロックも決まって追いつき、22-22。カザフスタンもタイムアウトで粘るが、重藤が勢いのあるジャンプサーブで得点し、相手を振り切って試合を決めた。
■本多洋監督のコメント
カザフスタンは身長が高いため、日本は速いコンビバレーで対抗した。次の相手にも、日本らしい戦い方をしていきたい。

写真提供:AVC
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