2018-08-20 23:31 追加
全日本女子、全員がコートに立ち、開催国インドネシアに快勝。初戦を白星で飾る 第18回アジア競技大会
アジア競技大会女子の結果
全日本代表 女子
インドネシアのジャカルタで行われている第18回アジア競技大会は、19日に女子の予選リーグ第1戦が行われ、A組の日本は地元インドネシアと対戦。3-0(25-20、25-11、25-19)のストレートで勝利した。
日本チームのスターティングメンバーは、新鍋理沙、荒木絵里香、石井優希、黒後愛、奥村麻依、冨永こよみ、井上琴絵。
第1セットは、新鍋のサーブで主導権を握り、奥村のブロック、新鍋のサービスエースで6-2とリード。奥村の速攻が決まり、8-4と日本リードで1回目のテクニカルタイムアウトを迎える。
サイドアウトの攻防が続き、奥村の切り返しからの攻撃が決まり、13-8とリードを広げたところでインドネシアがタイムアウトを要求。その後、石井のレフトからの切れのあるスパイクが決まり、16-10とリードを保ち、2回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。
新鍋のライトからのストレートスパイクが炸裂し、20-12と大きくリードを広げる。しかし終盤にサーブレシーブが乱れ、24-20とリードを縮められたところで日本が1回目のタイムアウト。最後は、この日好調の奥村がセンターから速攻を決め、25-20で第1セットを先取した。
第2セットも同じメンバーでスタート。冨永の緩急を織り交ぜたサーブで相手を崩し、4-0とリードしたところでインドネシアが早くも1回目のタイムアウト。黒後のレフトからのインナースパイクが決まり、8-3と日本がリード。
サイドアウトの攻防が続き、均衡を破ったのは奥村のCクイック。15-9とリードを広げ、インドネシアが2回目のタイムアウト。日本のディフェンスが機能し始め、19-9とインドネシアを突き放す。相手エースのバックアタックを奥村がシャットアウト、最後は相手のスパイクミスで25-11で日本がセットを連取した。
第3セット、日本は全員メンバー入れ替えてスタート。岩坂名奈のブロックで先制する。序盤は一進一退の攻防が続き、8-6と日本が僅差のリードで1 回目のテクニカルタイムアウト。
徐々にリズムを取り戻し、長いラリーから、久々の代表戦である長岡望悠の絶妙なフェイントが決まり、11-7とリードを広げたところでインドネシアが1 回目のタイムアウト。レフトから鍋谷の速い攻撃も決まり、日本に安定感が戻り、16-10とリードを保ち、2回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。
長岡のライト攻撃、野本梨佳の絶妙な軟打が決まり、20-12とリードを広げて終盤を迎える。同じく今シーズン初の出場となった佐藤美弥が巧みなトス回しでアタッカー陣を操る。インドネシアのブレイクにあい、リズムを崩しかけたが、最後は島村春世のライトからの速攻が決まり、25-19。3-0のストレートで勝利し、幸先の良いスタートを切った。
■寺廻太女子強化委員長のコメント
アジア競技大会初日で緊張感のあるなか、全員がコートに立ち、勝利できたことは、細かい修正点はあるものの、今後に大きなプラス材料となるだろう。
20日は休息日なので、しっかりと調整し、21日のフィリピン戦に備える。
写真:AVC
同じカテゴリの最近の記事
- 福島県、北海道の代表校が決まる。北海道は男子の札幌大谷、女子の旭川志峯が初出場 春高バレー都道府県大会 [高校バレー 女子,高校バレー 男子] / 2024.11.22
- 1月25・26日開催のオールスターゲーム出場選手が決まる。得票数最多選手は男子が小野寺太志(サントリー)、女子は山田二千華(NEC川崎) [SV女子,SV男子] / 2024.11.22
- 元日本代表セッター・宮下遥さんがSVリーグで解説デビュー。「岡山の成長著しい2人のセッター、濱田真友と妹尾紗香に注目してほしい」 [SV女子] / 2024.11.21
- 石川祐希所属のペルージャ、グロッタッツォリーナに快勝し、開幕8連勝。MVPの石川「アタックとレセプションは前回の試合よりも修正できた」 イタリア1部 [Others,全日本代表 男子] / 2024.11.18
- 埼玉上尾が首位に浮上。Astemo、NEC川崎、東レ滋賀、SAGA久光はホームで連勝 SV女子 [SV女子] / 2024.11.18
コメント
Sorry, the comment form is closed at this time.