2018-10-05 00:40 追加
全日本女子、古賀、黒後らの活躍でドイツをストレートで下し、第1次ラウンド2位通過が決定 2018女子世界選手権
2018女子世界選手権 第1次ラウンド最終戦の結果
全日本代表 女子
女子バレーボール世界選手権は4日、横浜アリーナ(横浜市)で第1次ラウンドA 組の第5戦が行われ、昨日第2次ラウンド進出が決まった日本はドイツと対戦。第1セットと第3セットはジュースにもつれこむ展開となったが、結果的に3-0(27-25、25-20、26-24)のストレートで勝利した。
第2次ラウンドでは第1次ラウンドの成績が持ち越されるため、この試合の勝ち点3がプラスされる。日本の第1次ラウンドの最終成績は4 勝1敗で、オランダに次いで2位での第1次ラウンド通過となった。
ドイツ戦、日本チームのスターティングメンバーは、田代佳奈美、荒木絵里香、黒後 愛、古賀紗理那、奥村麻依、新鍋理沙、井上琴絵。
ともに3 勝1敗同士の対戦となったこの試合、第1 セット序盤はサイドアウトの応酬となる。古賀のサービスエースで得点を奪うも、両サイドから仕掛ける打点の高いドイツの攻撃に苦しみ、ブレイクチャンスを作ることができない。
しかし終盤、奥村のクイックでチャンスを作ると、黒後のスパイクで得点。セッター田代がミドルブロッカーへ効果的に配球し、荒木のブロード攻撃でセットポイントを握ると、レシーブで粘ったボールを古賀が決め切ってセットを先取した。
第2セットは流れに乗って古賀のバックアタック、サービスエースで連続得点を奪い、8-5 とリードする。その後もサーブで攻めて優位に試合を運び、古賀のスパイク、黒後のバックアタック、そして田代のサービスエースで3連続得点。16-10でセカンドタイムアウトを迎えた。
その後、ここまで苦しめられてきたドイツのエース、リップマンを荒木がブロック。終盤、古賀の大活躍でさらに勢いを加速させてドイツを振り切り、セットを連取した。
第3セットは荒木のブロード、奥村のブロックやBクイックなど、ミドルブロッカー陣の活躍で得点を重ねた。さらに黒後のスパイク、古賀のバックアタックなど多彩な攻撃で主導権を握る。
荒木が再びブロックで得点すれば、古賀のフェイントも決まってリード。しかし終盤、サーブで攻めるドイツの追い上げに遭い、サービスエースを含めて6連続失点で22-23と逆転されてしまう。
そこで長岡望悠と冨永こよみを2枚替えで投入すると、長岡が期待に応える一打を放ち、23-23と同点に追いつく。互いに譲らずジュースにもつれこむ展開から、黒後の強打でマッチポイントを握ると、古賀のサーブでドイツのミスを誘い、ストレートで勝利した。

写真:堀江丈
同じカテゴリの最近の記事
- ペルージャ・石川祐希が11月30日のチステルナ戦を欠場。「左膝の軽い肉離れ」と発表 イタリア1部 [Others] / 2025.12.02
- SAGA久光 鹿屋体大からミドルブロッカーの山下遥華が入団 SV女子 [SV女子] / 2025.12.01
- 岡山がデンソーの連勝を止め、念願の2勝目。群馬が10勝目。NEC川崎が埼玉上尾にフルセットで敗れ、今季2敗目 SV女子 [SV女子] / 2025.12.01
- 東地区は北海道YSが9勝目を挙げ、首位を守る。西地区はV三重が8勝目、F鹿児島が7勝目 V男子 [V男子] / 2025.12.01
- 大阪Bとサントリーが11勝目、WD名古屋が9勝目。山内晶大とティモシー・カールの誕生日を勝利で飾る SV男子 [SV男子] / 2025.12.01
コメント
Sorry, the comment form is closed at this time.










