2018-10-09 11:36 追加
中田久美監督「黒後愛は疲労が溜まっていたため、休ませた」 荒木絵里香・石井優希「セルビア戦はサーブが鍵になる」 女子世界選手権 プエルトリコ戦記者会見コメント
女子世界選手権 プエルトリコ戦会見コメント
全日本代表 女子
8日に名古屋市の日本ガイシホールで行われた女子バレーボール世界選手権第2次ラウンド、プエルトリコ戦後の記者会見コメントをお届けする。
■中田久美監督
昨日フルセットの試合となり、今日もいろいろありますが、 ポイント3を取れたということで勘弁してください(笑)
明日のレストを挟んで、明後日のセルビア戦は次のラウンドに行くための非常に大事なゲームになると思います。 もう一度チームの気持ちをひとつにして、今シーズンやってきたことを全て出し切り、 次のラウンドにつなげたいというふうに思っています。
――今日は久々に攻撃面でミドルブロッカーの存在感がありましたが、 監督としてどう評価されていますか?
中田:私の印象として、あまりサーブレシーブが返っていない、あるいはトランジションからAパスになるという流れが少ない中で、Bクイックはよく決まっていたというイメージがあります。 ワンレグ(ブロード攻撃)に関してはブロックが1枚になるとわかっていながら、トスが若干低かったりして決めきれなかったコンビミスなどもったいない場面は多々あったと思うのですが、積極的に使っていたことに対しては高く評価したいと思います。
――今日の試合で黒後(愛)選手を起用しなかった理由を教えてください。
中田: 多分きかれるんじゃないかと思っていました(笑) いちばんはケガをされては困るということ。やろうと思えばできると思いますが、ここ最近の彼女の動き方を見ていて、 少し疲労が溜まってきているのではないかということと、体の使い方がまだあまりうまくできていないので、大きなケガにつながる可能性があると私が判断し、ここは1回休ませることにしました。プレーができないといったことでは全くないです。
――古賀(紗理那)選手が昨日の試合の後半から今日の試合にかけて、なかなかスパイクが決まらなくなってきていると思うのですが、黒後選手同様、疲労が原因でしょうか? 監督の見立てをお願いします。また、2セット目以降、新鍋(理沙)選手を下げて、パワーヒッター3人(古賀、長岡望悠、石井優希)という布陣になりましたが、このタイミングで長岡、石井両選手への評価であったり、目途のようなものが監督の中で立ってきたということでしょうか?
中田:まず、古賀に関しては、やはり疲労が溜まっているというふうに思います。なので、バックから内瀬戸(真実)を入れて、フォワードまで回したのですが、チームがなかなかうまく回らなかったので古賀を戻したというのが正直なところです。長岡に関しては、やはり新鍋の疲労もあるので、どこかのタイミングで代えようと思っていました。石井が昨日、調子がよかったので、パスがある程度計算できると判断し、問題なく起用できたと思います。
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