2018-10-13 15:11 追加
「自分たちの実力を突きつけられた」 セッター藤井直伸の実感
世界選手権アルゼンチン戦コメント
全日本代表 男子
2018世界選手権男子大会1次最終戦アルゼンチン戦後(3-2で勝ち点差で1次敗退)のコメント
――試合の感想を聞かせてください。
藤井直伸(以下、藤井):結果が全て。自分たちのチームというのはこういう実力だというのが、今回の大会で突きつけられた。最後のようなテンションで最初からできなかったのが、自分たちの課題だったのかなと思いました。
――アルゼンチンを相手に良いバレーボールをし、特に第4、第5セットは目を見張りました。具体的にどういった点を、チーム内で話し合っていたのですか。
藤井:本当に気持ちの面だけですね、チームでミーティングをしたのは。ただ、追い込まれないと力が出せないという現状は本当に良くない。気持ちを自分たちでコントロールして、しっかり自分たちでまとまった力をスタートから出さないと勝てないと思う。最初から全力で…、というのをこの大会で学べたというのが大きい。
――藤井選手自身が世界選手権を通して得たもの、これからの課題は何ですか。
藤井:ラリー中のトスというのはまだまだ追求していかないといけない。後は1番方向(ライト)からのトスの質がまだまだ。そういうところです。ディグとブロックも、もっとレベルを上げていかないといけないし、積極的に課題として取り組みたい。
――自信を得ることはできましたか。
藤井:そうですね。自分自身、今回、最初はスタメンではなかったんですけど、3試合目からスタメンでやらせていただいて、自分のやりたいバレーボールというのがある程度体現できたので、その中では自信にはなりました。
――今後もやはり代表の座を離したくないですか?
藤井:(笑顔で)そうですね、それはもちろん、勝ち取りたい部分ではあります。
写真・文:大塚淳史
同じカテゴリの最近の記事
- 虎視眈々と初代女王を狙うSAGA久光スプリングス。荒木彩花「サイド陣が苦しいときにそれを助けるのがミドル」、西村弥菜美「チームとして何を目指しているか」 SV女子 [SV女子] / 2025.03.07
- 大阪B・山本智大「アスリートは相手へのリスペクトがあり、相手があってのスポーツ」 SV男子会見 [SV男子] / 2025.03.07
- 今は試練、槍は投げても投げやりにはならず。クボタスピアーズ大阪・柳田歩輝「勝負所には自信がある。ラリーの中でしっかりディフェンスに加わることを意識したい」 Ⅴ男子 [V男子] / 2025.03.06
- ヴィアティン三重・倉田真監督「選手の自主性が良い結果を生んでいる」、本部翔太「いつも通り天然のプレーです」 V男子 [V男子] / 2025.03.05
- 首位を快走する大阪マーヴェラス・西崎愛菜「追い詰められている時ほどコミュニケーションを大事にしたい」 SV女子 [SV女子] / 2025.03.04
コメント
Sorry, the comment form is closed at this time.