2018-11-12 23:06 追加
GSS・笛木彰監督「相手のサーブと攻撃力に対応できなかった」 姫路・竹下佳江監督・河合由貴「2セット目以降は自分たちのやりたいバレーができた」 V2リーグ女子開幕戦記者会見
V2リーグ女子開幕戦記者会見
V女子
11月10日に中央区スポーツセンター(東京都)で行われた V 2リーグ 女子開幕戦 GSS 東京サンビームズ対ヴィクトリーナ姫路の試合後の記者会見コメントをお届けする。
※試合結果は3-1(23-25、25-19、25-19、25-14)で姫路の勝利。
■GSS東京サンビームズ
●重松史乃主将
今日はホームゲームで開幕戦を迎え、全員が勢いに乗って勝利に繋げられるように戦おうと思って臨みました。結果的に勝つことはできませんでしたが、まだまだリーグは続くので、 今日の経験をこれからに生かせるようにしていきたいと思います。
●鬼塚雛子選手
たくさんの方々に支えていただき、開幕戦を迎えることができました。姫路さんとは初めて対戦しましたが、苦しい展開が多い試合となってしまいました。 まだリーグは始まったばかりなので、今日の反省を生かして、これからの試合を頑張りたいと思います。
――鬼塚選手に。 姫路は経験豊富なメンバーが多いですが、その中で小型なアタッカーとして 、どのような工夫をしましたか? また、全国の小型のアタッカーの選手に何か伝えたいことは?
鬼塚:相手は長身のチームだったので、ブロックを利用したり、フェイントで足元に落としたりといった対策を練っていて、やっぱり何よりもレシーブ、守備で相手に負けないという気持ちでやりました。 小型のアタッカーの皆さんには、 小さいからこそできるプレーに技術の磨きをかけて頑張ってほしいと思います。
――重松選手に。昨年、毎年新年度になるとそれまで積み上げてきたものがリセットされてしまうというお話を昨年伺いましたが、今年度は昨年までのリーグにプラスした上積みのようなものは感じられましたか?
重松:リーグ初戦に勝利をあげることがなかなかできなくて、 毎年リーグの出だしがもつれてしまってという展開になることが多かったので、今季はどうしても勝ちたいという思いで臨みました。負けてしまいましたが、次につながる試合だったと思うし、この負けを次に生かしていきたいです。
●笛木彰監督
結果は出ませんでしたが、1セット目のようなバレーをチームとしては目指していて、1セット目に関しては力が出せたかなと。2セット目以降の展開はやはり姫路さんのサーブ力で崩され、サーブレシーブがきちんとセッターに返らないために単調な攻撃になり、高いブロックを突破できませんでした。
逆に、私どものサーブが姫路さんに正確なパスを返され、相手は攻撃力のあるチームなので、その攻撃を防ぎきれませんでした。 考えていた通り、非常にいいチームだったと思いますし、キャリアのある選手が揃っているので、もう一度次に戦う時には互角に戦えるようにしたいと思っています。
――先ほど重松選手にも同じ質問をしたのですが、昨年のチームと比べて上積みがあった部分はありますか?
笛木:昨シーズンの後半、結果は出ていましたが、課題はディフェンス力だと思っていたので、ディフェンス中心のメンバー編成を考えて臨みました。 基本的な守りが脆いと、いくら攻撃力があっても通用しないことがよくわかりましたので、まず守りを固めて、自分たちのバレーをしたいと考えました。そのため、逆に攻撃力が劣るところは犠牲にはなりますが、 今日結果が出なかったからといって大きな修正をしようとは思っていません。また来週、今日の反省を生かして頑張っていきたいと思います。
―― アウトサイドヒッターは 守備力重視で高さのない選手を使ったということですが、張(心穆意)選手の高さを利用するためということもあったのでしょうか?
笛木: それもあります。できるだけ張に相手のブロッカーを引きつけて、それからサイドに振るということは考えていましたが、そういうパスがセッターに返りませんでした。
張の速攻のトスもほとんど高いトスにならざるを得ない状況でした。張があんなにスパイクミスをしたのを初めて見ました。いつもはスパイクミスのほとんどない選手ですが、今日は焦りがあったのかもしれません。今まで戦ってきた相手よりもブロックが高かったですし、あれだけワンタッチを取られたり、拾われたりすることは過去にはありませんでした。その辺りは初めての経験だったと思います。
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