2018-12-14 02:21 追加
PFU・江畑幸子「このままでは終われない」 KUROBE・フレヤ「やっと心が落ち着いた」 V1リーグ女子会見コメント
SV女子
●丸山貴也監督
昨日ちょっとあまりにもひどい負け方といいますか…そんな形だったので、朝のミーティングで「今日は戦う集団として試合に挑もう」という話をしました。そういう中で何とか勝つことはできましたが、内容的に甘い部分はたくさんありました。上位と戦っていく上でまだまだ足りないところはあるのかなと。反省の多い勝利だったと思います。
――2セット目を相手のサーブからの連続失点で落としました。かなり嫌な流れだったのではないかと思いますが、第3セット開始前にどういった対策をされたのでしょうか?
丸山:今回の試合だけじゃなくて先々週のデンソー戦や昨日の日立戦など、うちが大量リードしている中で逆転されるというセットが何セットもあるんですね。追い込まれた時に弱気になるのがうちのチームの悪い特徴みたいになってしまっていました。とにかく今日はどんなに追い詰められても強気でやらなくてはダメだよと。3セット目は…切り替えて、追い込まれても強気で行けと。それだけですね。
――選手の力で持ち直した、選手がうまく切り替えられたと?
丸山:そうですね。なんとかふんばったかな、と。
――フレヤ選手がチームに与える影響が大きいように感じます。フレヤ選手は普段の練習などでも他の選手に声をかけたりなどコミュニケーションを積極的にとっているのでしょうか?
丸山:日本人は外国人選手に遠慮するとか、外国人選手もなかなか言葉が通じないのでちょっと遠慮するとか、多分どこのチームでもそういうことがあると思うんですね。ここへ来て自分からもどんどん言わなくてはいけないなと(思ったのでしょうね)。そうしないと本当のチームにならない。先週あたりから徐々にそういう空気が生まれてきました。選手同士でコミュニケーションを取りながら、少しチームが上がってきたのかな、と思っています。
――今のVリーグの潮流をどう思われますでしょうか?
丸山:(女子も)男子バレーに近づいていると思います。パワーバレー。パワーのあるチームが勝つと。外国人選手含めてですね。それに対応するためのレシーブ力だとかブロック力だとか、そういったものがないとなかなか勝ち進んでいけない。プラス決め手、ですよね。最後に1点を取れる決め手がないと厳しいのかなとつくづく感じています。
写真:堀江丈
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