2019-01-13 10:30 追加
ガチャ、スタイルブックにビール V.LEAGUE各チームが取り組む商品開発
新生V.LEAGUE、各チームが打ち出すユニークなグッズ開発を紹介
SV女子 / SV男子
今シーズン、各チームのブースでの商品販売において、新たな試みを散見する。記者は男子を中心に取材しているので、V1男子チームを中心に気が付いたことを紹介したい。
11月10、11日のV1の試合会場、東京・墨田体育館ではFC東京のブースで、新たな試みとして、ガチャを設置した。1個500円で、中には選手ユニフォーム(19種類)を模したアクリルバッジやボンフィンが入っている。これが大好評だった。土曜日だけで、約500個も売れたという。販売員のスタッフは「一人で20個買われる方もいました」と話していた。今シーズンからガチャを売り出した理由を聞くと「もともとサッカーのFC東京がガチャをやっていて、好評だということを聞きまして、バレーの方でも設置してみました」(スタッフ)。
ちなみに、女子ではトヨタ車体が昨シーズンからガチャを設置している。昨年の天皇杯・皇后杯の会場では、ホームゲーム以外で初めて設置したという。こちらもやはりファンから好評だった。
豊田合成トレフェルサは今シーズン、新生Vリーグに呼応して一番熱心に新たなサービスなどに取り組んでいるチームだろう。グッズでも面白い試みをやっていた。例えば、12月に愛知県・小牧市で行われたホームゲームでは、ファッション専門学校「モード学園」の学生らとの取り組みで、選手たちがスーツ姿などオシャレに写ったスタイルブックを半年間かけて製作して販売。約200部が売れるという盛況ぶりだった。
サントリーサンバーズは、開幕戦の東京・大田区総合体育館、大阪での丸善インテックスアリーナであったホームゲームでは、酒類を販売。大阪の試合会場でビールを買う親子に話を聞いてみると、「酒を飲みながら見られるってバレーでは珍しいですけど、やっぱりいいですね」と好評だった。昨シーズンも行なっていたが、ビールに加えて、サントリーのジンビームのハイボールやボジョレーヌーボーなども販売していたが、やはり買う人が多かったのはザ・プレミアム・モルツだった。
ブースでチームグッズを売ること自体は目新しいことではないが、来場したファンが喜ぶ商品がより多く出るのは、互いにとってウィンウィンに違いない。これからも各チームの積極的な試み、新たなグッズなどに期待したい。
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