2019-01-25 08:00 追加
16年ぶりの沖縄開催は好評 次回も盛り上げるには? V1リーグ男子
SV男子
沖縄独特の応援、指笛に大竹「今度真似したい」
また、沖縄の応援で独特なのが指笛。高校野球の全国大会、春のセンバツ、夏の甲子園では、沖縄の高校が出場する試合でアルプススタンドから指笛を鳴らしながら応援し、甲子園を独特の雰囲気に変える。今回の沖縄大会でもパナソニックの試合でも指笛での応援がたびたび聞こえていた。
パナソニックの深津英臣は「めちゃくちゃ(指笛が)聞こえました。ここに来ないと味わえないので、それが新鮮だった。高校の大会とかでも、西原高校(全国大会常連の沖縄県の強豪校)とか、春高バレーとかで試合をやると、すごい雰囲気でやっている。それが今回味方になったので、僕らに声援を送ってくれたので感動して嬉しかった」、久原翼は「指笛上手いなと思いました(会場爆笑)」、大竹壱青は「指笛、本当に感じた。今まで、西原高校(の試合)もそうですし、僕らもああやって感じられたので、今度真似してみようかなと思います」と言って笑わせていた。
観客の入りは、19日のパナソニックの試合では観客が1811人、20日のパナソニックの試合では1957人を記録し、まずまずといったところではないだろうか。パナソニックが事前に地元メディアに告知を行なったり、傘下企業の社員に声をかけた努力が功を奏した様だ。また、パナソニックには台湾代表のキャプテンである陳建禎が所属していることもあり、台湾からのバレーファンやメディアも多数訪れ、盛り上げに一役買っていた。ちなみに、台湾の女性観客たちは今村貴彦(パナソニック)の人気が高く、昨年台湾で行われたユニバーシアードがきっかけだそうだ。
西原高校の男女バレーボール部の部員計約50人は土日ともに観戦に訪れており、ハイレベルな試合を楽しんでいた。男子バレー部1年の伊良南大地くん(16歳)は「(Vリーグの試合は)初めて見ました。(特に気になったのは)クビアク選手で、高いし、上手い」と目を輝かせていた。伊良南くんのポジションはオポジットとのこと、ハイレベルの試合を生観戦して良い刺激になったことだろう。
また、初めてバレーボールの観戦を訪れたという20代の女性は、試合の迫力と選手たちの顔が印象に残ったという。「会社の人に誘われて来ました。ボールの迫力がすごいですね。(気になった選手は?)大竹選手が気になりました。私は沖縄出身ということもあって、顔の濃い人が気になってしまい、大竹選手を追いかけて見てました(笑)」
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