2019-02-06 08:37 追加
群馬銀行・石原昭久監督「選手たちの頑張りに『あっぱれ!』をあげたい」 V2リーグ女子
V女子
(3日第1試合の会見より)
群馬銀行 3(23-25、24-26、25-22、25-19、15-11)2 JAぎふ
「選手たちの頑張りに『あっぱれ!』をあげたい」
●石原昭久監督
しんどかったですけれど、最後まで集中力を切らさず選手たちはよく頑張りましたね。選手たちの頑張りに「喝!」じゃなくて「あっぱれ!」をあげたい。
――斉藤(千佳)選手、栗田(楓)選手のユニットから寺坂(茜)選手、古市(彩音)選手のユニットへ2枚替えを多用されていますが…?
石原:(セッターがフロントに回ってきたところでセッターをオポジットに替える)2枚替えは前のスパイカーが2枚のところを3枚にできるので、そもそも物理的優位性が高まるわけです。
リードされて追いつきたい場面であったり、イーブンもしくはちょっとこちらがリードしているところで後半に向けて一気に差をつけたい時に彼女たちを投入する。
徐々にではありますが、うちの鉄板の戦術になっているかな。
――2枚替えで流れをもってきても最終的に栗田、斉藤両選手のユニットに戻されるのは安定性を重視しての事でしょうか?
石原:(ローテーションが回って)またフロントが2枚になるのであれば(再度)3枚に戻す。栗田、斉藤はもともとスターターですから安定感、信頼度というのはもちろんありますが、あえて2枚にする必要性もないという理由です。
――再確認になりますが、2枚替えは流れが悪い時に限らず、チーム戦術として積極的に使っていくということでしょうか?
石原:そうですね。今一番戦術的に、緊迫した場面で手持ちのリザーバーで誰を最初に出せるかなというとあの二人(寺坂、古市)でしょう。(2枚替えでなくても)個々に出しても信頼できる選手です。
――あえて左の寺坂選手を(スーパーサブとして)控えに回しているということはありませんか。現段階では競争で斉藤選手をスタメンに抜擢しているというお話でしたが。寺坂選手の調子がより上がったと判断したら寺坂選手をスタートから起用することもあるのでしょうか?
石原:もちろん。仮に斉藤が先発として数字がもう一つということになれば寺坂のスタートもあり得ます。お互いに高いレベルで競い合って今は斉藤だったというところで。(いい意味で)いつでも変えられるという状況ですね。
●寺坂茜選手
――寺坂選手へ。2枚替えという形で度々出場機会がありました。今日の試合を振り返って。
寺坂:2枚替えで入っているので(ロ-テーション的に)前3回しか(攻撃機会が)ない分、ブロックだったりスパイクだったり、どれだけ相手より点を取れるかということを考えてコートに入りました。
――4セット目は特に活躍をされましたが、何か理由がありますか?
寺坂:スパイクの部分で早く入りすぎてしまって(タイミングが合わず)ミスになることが多いので、(このセットは)待ってから入るというのを意識してやりました。
――アタックで工夫した点は?
寺坂:コースを限定されないようにクロスの奥だったり、前のフェイントだったり打ち分けです。
――(ばっちり)決め切れましたか?(笑)
同席の選手たち:決め切れたよね(笑)
寺坂:(照れ笑いを浮かべて)決め切れました(笑)
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