2019-03-21 00:04 追加
豊田合成・近裕崇「サーブがあまりよくなかった」高松卓矢「よくない雰囲気を払拭できなかった」
V1リーグ男子ファイナル6の会見コメント
SV男子
V1リーグ男子のプレーオフ・ファイナル6の3日目、大阪市中央体育館で試合が行われた。第3試合の豊田合成トレフェルサ対堺ブレイザーズ(1-3)の試合後の豊田合成チームの記者会見コメント。
●近裕崇
サーブがあまり僕らは良くなかった。もうちょっと向こうのレセプションを崩さないと、好き勝手にクイックを使われてしまう。
――相手の関田選手がミドルを多く使うセッターで、ラリー中も少し離れているところのBクイックなど、印象としては。
近:別に悪くなかったと思います。しっかりサイドの…ポジション2の選手もオポジットもついてこれた。いい形だったんですけど、結果が伴わなかっただけですね。欲を言えばサーブで崩して(ミドルを)使わせないほうが良かった。そのあとのブロックとかディフェンスとかは、そんなに悪くなかった。
ーーサーブが崩れなかったのは攻めきれなかったのか。
近:攻めきれなかったし、向こうは耐えて我慢できた印象です。
●古賀幸一郎
別にないです。
●高松卓矢
しっかり自分たちも準備をしてきたんですけど、堺さんもすごく調子いいですし、自分たちの準備を上回られたと思いませんが、勝敗は繊細なもの。ちょっとの差で白と黒が変わってしまう状況だった。4セット目に入ったときに、自分たちが持ってはいけないメンタリティは僕も感じたんですけど、それを払拭できないまま終わってしまったのが今日の一番の問題でした。
――持ってはいけないメンタリティとは、どんなところで。
高松:戦術とか技術的なものではなくて、僕が感じたのは、3セットを落としたことで3ポイントゲットできなくなってしまったということがチームの中に漂っていた。その時点で4セット目しっかり勝ってフルセットを勝って2ポイントゲットすることをしなければならなかった。
「3ポイント取れなくなった」というのが引きずっているような。自分自身もうまく変えることができなかった。そういう声掛けを最初にしないといけなかったのに、なあなあで済ませていたのが自分のミスですね。
――最初のサーブが走っていたと思いますが。
僕のサーブが走ってる走ってないは、個人の問題であって、今言っているのはチーム全体の問題。バレーボールはチームスポーツなので、雰囲気作りもチーム作りの一環。そういう部分でなんかよくないなと感じていた。序盤先行していたので、もっと全力で叩きつけるぞという気持ちを見せなければならなかった。2点3点先行した段階で、「このまま行ければ勝てそう」という雰囲気を持ってしまった。僕個人の見解です。
僕の出来がチームのプラスに直接なればいいですけど、そこだけでなくいろんな要因がある。
●トミー・ティリカイネン監督
勝利された堺ブレイザーズさんにおめでとうと言いたい。今日負けた原因なんですけど、すべて手の中にあったが、我々自身がうまくコントロールできなかった。
高松さんが言われたとおり、スポーツには結果が伴わないときもある。来週またもう2つ試合をしますので、幸運と捉えて、1日1日改善を加えたい。
――相手のセッターのミドルを使う率が想定内だったかそれ以上だったか。
ティリカイネン:おっしゃる通りミドルをうまく使われた。想定範囲外ではなかった。彼らがいいプレーをしたので、いいゲームをできた。
写真:火野千鶴
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