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会見・コメント

2019-03-22 00:39 追加

日立・窪田美侑「NECの廣瀬選手のサーブに対応できなかった」 NEC・島村春世「自分自身のサーブを見つめ直す機会になった試合だった」

V1リーグ女子 ファイナル8 日立対NEC 記者会見コメント

SV女子

 3月17日に深谷市総合体育館で行われたV1リーグ女子ファイナル8、日立対NEC戦の記者会見コメントをお届けする。

 NEC 3(23-25、18-25、25-15、25-12、15-11)2 日立

■日立リヴァーレ

●角田博文監督

今日は1、2セット目、サーブが入って崩せて、チャンスボールが入ってきて決めきれたことと、入澤(まい)がブロックを止めたり、サービスエースで流れを持ってきてくれたので、そのままサイド攻撃も決めることができました。
しかし、3、4セット目、NECの廣瀬(七海)選手がコートに入り、そのサーブで前半、リズムを崩され、相手が有利な展開となりました。
5セット目は出だしはよかったのですが、若さが出てスパイクミスを出してしまいました。残り1試合となりましたが、勝ち星がとれるように頑張っていきたいと思います。

――第4セットで窪田(美侑)選手と遠井(萌仁)選手の交代がありましたが、その狙いは?

角田:廣瀬選手のサーブで窪田が2本崩されました。サーブレシーブができるサイドの選手といえば遠井しかいないので、サーブレシーブをしっかりさせるために起用しました。

●窪田美侑選手

今日は1、2セット目は自分たちがいい流れで、レシーブを粘り、そこからのコンビバレーができて勝ち切れました。しかし、3、4セット目に入り、ちょっとしたミスからバタバタと崩れてしまい、さらに、3セット目から入ってきた相手の廣瀬選手への対応ができず、5セット目も相手の勢いにおされて落としてしまいました。すごく悔しいですが、今後、対応力をもっと身に着けていかなければと思いました。

●入澤まい選手

1、2セット目はサーブが走り、パスも返っていましたし、チャンスボールの処理もできていて、うちが押していましたが、3セット目から入ってきた廣瀬選手に1本目のサーブでノータッチエースをとられ、そこから相手にじわじわと流れが行ってしまいました。それを止められなかったのが敗因だと思います。

●小野寺友香選手

今日の試合は失うものがないので、全員で楽しんで勝ちに行こうと臨み、1、2セット目はみんなの目を見てプレーできましたが、3、4セット目の大事な1点を逃してしまったり、細かいミスで相手に流れが行ってしまいました。来週まだ1試合残っているので、その1点をどうすればとれるのか、みんなで取り組み、修正していけたらと思っています。

――小野寺選手に。この2日間、出身地の埼玉でフル出場を果たしましたが、その感想を。また、普段、佐藤美弥選手からどんなことを学んでいるのか教えてください。

小野寺:もちろん、この2日間、地元の埼玉で試合ということもありましたし、それとは関係なく、急に入っても普段と変わらないゲーム運びだったり、試合展開ができればと思っていましたが、自分が緊張していたり、焦っていた部分があり、まだまだだなと。これからもっとスパイカーを活かしていけるようなセッターになりたいと思います。
佐藤選手には、トス回しだったり、チーム全体をまとめるキャプテンの仕事、セッターの司令塔という役割について、また人柄の部分まですべてを学ばせていただいています。

――窪田選手に。廣瀬選手のサーブへの対応について。具体的にはどのようなところが対応できなかったと思いますか?

窪田:高さとパワー、スピードのある選手なので、人と人の間とか、胸元とかに打たれてしまい、1本目の出だしを崩されてしまいました。サービスエースをとられた後にすぐに1本目を返すことができれば、相手の意識も変わってきたと思うのですが、そこを何本もやられてしまったので、そこを立て直せなかったのが敗因だと思います。

――4セット目は一度ベンチに下がり、5セット目にコートに戻りましたが、その間にご自身の中で整理することができたのでしょうか?

窪田:サーブレシーブもそうですし、攻撃面でももう一度チームに貢献したいと思ったので、相手のレシーブ隊形だったり、空いているコースを見て、気持ちを切り替えて5セット目に入ることができました。でも、もう少し自分がポイントをとることができれば結果が違ったのではないかと反省しています。

――入澤選手に。角田監督が1、2セット目にサーブで活躍されていたとおっしゃっていましたし、レギュラーラウンドでもサーブ効果率3位と健闘されていましたが、サーブを打つ際に意識していること、工夫していることなどはありますか?

入澤:トスの高さを意識しています。サーブはトスで決まると、打ち始めた頃から指導者の方にずっと言われてきて、自分でもそうだと思っているので、トスがぶれないように意識しながら打っています。

――全員に。残り1試合となりましたが、最後の試合でどのようにチームに貢献したいと考えていますか?

窪田:負けが続き、悔しい思いをしてきていますが、勝ちたいという思いは全員にあるので、思い切り戦って、最後1勝できるようにしたいです。また、自分自身もまずはレシーブでチームを支えられるようにすることと、コンビで持ち味を出せるようにしっかりと動き、全員で作り上げて1勝を絶対にしたいと思います。

入澤:私に求められているのは高さだと思うので、ブロックで点をとったり、タッチしてチャンスをつくりたいです。相手が決めたいと思ったところでタッチをとったり、高さを活かしたプレーを出せるように、残り1週間頑張っていきたいと思います。

小野寺:来週の最後の試合を全員で勝って、今季は負けが続きましたが、何か一人ひとりが収穫できるものを得て終われたらいいなと思っています。チームの一人ひとりが今できることを精一杯、応援してくれている人、サポートしてくれている人、ベンチに入れない人たちのことを考え、感謝の気持ちをプレーに出してやっていけたらと。個人的には冷静に戦っていけたらと思います。

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