2019-04-02 07:00 追加
V3リーグ・東京トヨペット「内定選手加入で攻撃力と攻撃の手段に変化がおこり、粘りのバレーに繋げられた」
東京トヨペット 最終戦を控えて ミニインタビュー
V男子
2018/19シーズン、V.LEAGUE DIVISION3(V3リーグ)6位となった東京トヨペットグリーンスパークル。2008/09シーズンにVリーグ加盟(V・チャレンジリーグ→2015/16シーズンから2017/18シーズンまでV・チャレンジリーグ2)以降、初の最下位脱出は惜しくもならなかったが、今シーズンは2勝をあげたほか、優勝した北海道とフルセットを繰り広げるなど、随所に見せ場があった。
リーグ最終日を前にした3月16日(当日はヴィアティン三重に0-3で敗戦)、岩阪健太郎主将と、Vリーグ加盟時からのメンバーである西片圭佑選手にお話を伺った。
--きょうの試合を振り返って、全体を通しての総括をお聞かせください。
岩阪:今日は(ヴィアティン)三重さんと最後の試合だったんですが、チームの流れとしては、序盤相手のサーブにやられてしまって、こちらの持ち味であるディフェンスが全然出来なくて、2セット目そこを修正したんですが力負け。3セット目は前のセットの勢いを修正出来ずにストレート負けということになりました。
--2セット目非常に調子がよかった中で、途中出場した西片さんの活躍も大きかったと思いますが、この試合に向けてどのように準備をされてこられましたでしょうか
西片:だいたい途中出場だとわかっている(2枚替えなどで出場する機会が多い)ので、流れが悪ければ流れをよくするように、声を出したりするのを心がけて試合に臨んでいます。
岩阪:(西片選手は)きょうは持ち味のサーブがよかったと思いますし、そこからリズムが掴めて行けたかなと思います。
--今季のトヨペットは前季までと大きく違った戦いをしていると感じています。今季、大きく変わったところ、重点に置いて戦ってきたところをお聞かせいただけますでしょうか。
岩阪:内定選手が加わって、サイドの攻撃力が上がってきたというところがいちばん大きいと思います。今までセンタープレイヤーのワンマンプレイが多かったんですけど、チーム全体として、攻撃の手段が増えた、というところが、一番大きな変更点だったと思います。
西片:内定選手が入って、若返ったという部分で、それに活性されて、僕らも頑張らないといけない、という気持ちでシーズンを戦っているかなと思っています。
--ちょうどトヨペットのホームゲームが終わった直後ですが、前季は開幕週、今回は開幕と最終週、北海道のホームゲームにいらっしゃっての印象は
岩阪:ヴォレアスさんのホームゲームでは、会場の北海道の皆さんが暖かくて、アウェーのチームでも応援してくれるような方々ばかりですし、チームのホームゲームとしての規模としても大きかったり、お客さんを楽しませるような仕組みがいっぱいあって、そこは、V3の中でも一番力を入れていると思います。
--明日がシーズン最終戦となりますが、最終戦に向けての意気込みをお聞かせいただけますでしょうか。
西片:明日で最後というところで、明日勝てばシーズン初めて最下位じゃなくなるので、明日は全員でしっかり自分たちの持ち前のバレーを出して勝ちに行きたいと思います。
--トヨペットの持ち前のバレーとは、一言で言うと?
西片:今シーズンはだいぶサーブの練習はしてきたと思うので、サーブで崩してセンター線のブロックに期待したい(隣の岩阪選手をちらっと見る)、かな。
岩阪:すっげーひとごとじゃん(笑)……(サーブ)効果率、全チームで最下位ですけど(苦笑)、粘り強さ、でしょう、ウチの良さは。サーブよりレシーブがいいチームでしょう。
--レシーブ、ブロックの堅さは試合を通じて感じました。いろいろな力を結集して、明日、ですね。
西片・岩阪:ありがとうございます。
--お時間をいただきありがとうございました。
岩阪健太郎選手(主将):背番号4 ミドルブロッカー 185cm 1994/7/10生まれ 正智深谷高→日本大→東京トヨペット(2016/17~)
西片圭佑選手:背番号8 オポジット 186cm 1984/4/8生まれ 深谷高→大東文化大→東京トヨペット(2006~、Vリーグは2008/09~)
同じカテゴリの最近の記事
- 東京サンビームズ・森田英莉主将「個性豊かに、だけど勝負にもこだわりたい」、大門莉珠「厳しい場面でチームを助けたり、流れを変えたい」 Ⅴ女子 [V女子] / 2024.11.23
- VC長野・川村慎二監督「相手のサーブに苦しんだ」、樋口裕希「ブロックディフェンスがなかなか機能しなかった」 SV男子会見 [SV男子] / 2024.11.23
- PFUブルーキャッツ石川かほく・細沼綾主将「ブロックは常に上位をキープ、ブロードも頑張る」、バルデス・メリーサ「たくさん点数を取るためにハードワークする」、藤倉由貴「入団するならここしかない。最後の挑戦でした」 SV女子 [SV女子] / 2024.11.21
- 東京GB・深津旭弘「どんな時に出ても落ち着いてゲームに入れるようにしている」 SV男子会見 [SV女子] / 2024.11.19
- NECレッドロケッツ川崎・藤井莉子「涙した日は自分のターニングポイントになりました」、澤田由佳主将「自分の良さを見つめ直して、アタッカーを活かしていきたい」 SV女子 [SV女子] / 2024.11.19
コメント
Sorry, the comment form is closed at this time.