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会見・コメント

2019-04-05 13:02 追加

V1リーグ男子ファイナル1戦目前日会見 パナ深津主将「JTさんには負けたくないとしっかり準備してきた」JT小野寺「昨季は内定気分だったが、今季は自分の力でもとったファイナル」

V1リーグ男子ファイナル1戦目前日会見

SV男子

V1リーグ男子ファイナル第1戦目の前日記者会見が、名古屋市武田テバオーシャンアリーナで行われた(試合は7日)。

レギュラーラウンド、ファイナル6ともに首位通過のパナソニックパンサーズから川村慎二監督、深津英臣主将、大竹壱青選手が、レギュラーラウンド4位からファイナル3を勝ち上がってきた対戦相手のJTサンダーズからはヴェセリン・ヴコヴィッチ監督、山本将平主将、小野寺太志選手が出席した。

冒頭で嶋岡健治日本バレーボール協会会長から「新しい新生Vリーグのファイナルが今週来週と始まる。ここに来るまで各チーム非常に大変な思いで来られたことでしょう。両チームに敬意を表したい。ファイナルもいい試合をしていただきたい。外国人選手の出来不出来の影響も大きかったのかな? 間違いなくこの中からワールドカップ、東京2020で活躍する全日本選手が出てくるので、心して戦ってほしい」と挨拶。

◆パナソニックパンサーズ
●川村慎二監督
2年連続ファイナルの舞台に立てたのは嬉しく思っています。(ファイナル、グランドファイナル)2戦ともかなり厳しい戦いになるとは思いますが、ずっとチームに言っている「誰が出ても勝てるチーム」を貫いて勝ちたい。

●深津英臣主将
まずはファイナルに立てることを嬉しく誇りに思う。1週あいたことで、いろんなことを準備してきました。いい準備ができているのでしっかり試合できるようにしたい。
我々は1位通過ですけど今シーズンの天皇杯王者はJTさんであり、絶対JTさんには負けないという思いでやってきました。

●大竹壱青
初めてのファイナルですし、光栄なことだと思っています。ここでの経験がこれからのバレー人生にいかされるはずです。(名古屋での)初戦を僕らの戦いで勝ちたい。

◆JTサンダーズ
●ヴコヴィッチ監督
ファイナルの舞台に立てることを嬉しく思います。パナソニックに関しては説明する必要もない。歴史もありタイトル数もたくさんあり、レギュラーラウンドでもファイナル6でもずっと一位できた特別なチーム。

間違いなく下馬評ではパナソニックの方が優勢だが、自分たちもサプライズを起こせる力があると思います。

●山本将平主将
このファイナルの舞台に立てること、新生Vリーグの勝者になる権利がまだあることを嬉しく思います。ここまでを振り返ると、とても厳しい戦いが多かった。相手というより自分たちのベストを尽くしてきた。ファイナルでも同じく、自分たちのベストを尽くして、見に来てくださるファンの方々が感動できるようにしたい。

●小野寺太志
1年目ながらファイナルに立てることを、とても光栄に思います。今シーズンは苦しい思いもしましたが、天皇杯優勝もしました。ファイナル6からここまで勝ち上がってきたことを自信としたい。相手のパナソニックさんはとても強いですけど、僕らにも勝てる力はある。

――川村監督に。去年から上積みしたところは。
川村:去年から変わっているのは、いろんなメンバーがいる。大竹が入り、後半になって久原ががんばっている。基本的なバレーボールのスタイルは変わっていない。(誰が出ても勝てるチームがモットーということで?)もちろん目指すところはそこですが、そのあたりはまだまだ。新しい人材が出てここまでこれたのはそういうところもあるのでは。

――両主将に。4度対戦して、お互いについて一番強く感じている部分。

深津:JTさんは本当に高さがあり、我々は高さがない。しっかりパスを拾っていろんな展開をくんでいかないとならない。一つ一つのプレーに集中して、丁寧に1点を取りに行きたい。

山本:今季はまだ1度しか勝ってない。負けた時は、強いサーブに崩されてコンビが組めずに決定率を下げられて、相手のパターンにはめられた。まずは第一にサーブレシーブとサーブ。相手のコンビをさせないことが大事になると思います。

――川村監督に。パナソニックには永野選手を始め何度も経験している選手が多いが。
川村:優勝経験がある選手がいるのは頼りになっています。ゲームメイクの仕方がわかっていますね。クビアクも福澤も英臣も、ここぞという大一番で力を発揮してくれるメンバーだと思います。

――小野寺さんに。昨季は内定で悔しい思いをしたと思いますが、昨年と比べて。
小野寺:昨季は確かに悔しい思いをしたのですが、どこかに「内定だから」という気持ちがありました。先輩たちに任せている状態。今シーズンは「自分の力でもとったファイナル」という自信もあります。その自信を持って臨みたい。

――大竹さんに。今季試合に出る時間が長くて、得られたものは。
大竹:僕自身試合にずっと出させていただいて、ここまできたのは僕一人のおかげじゃなくて先輩によって支えられてきた部分も大きい。
長い時間コートに立てたことで得られたことはたくさんあります。永野さんや白澤さん、福澤さん、クビアクさんの言葉とか、世界と戦ってきた方の言葉は重みがあります。
怒られたり褒められたりしながらも、なんとかやってこれたのは成長になったと思います。

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