2019-05-06 20:22 追加
サントリーが4年ぶり8回目の優勝 勇退の米山達也「(最後のサーブは)無心でした」 第68回黒鷲旗男子
第68回黒鷲旗男子の結果
SV男子
仕事人が現役生活最後の試合で、自分で花道を飾った。今大会限りで勇退を発表していたサントリーサンバーズ米山達也が、2度に渡ってセットの終わりを得意のサーブで締めくくった。
第68回黒鷲旗男女バレーボール選抜大会は6日、丸善インテックアリーナ大阪で決勝戦が行われ、連覇を狙うパナソニックとサントリーが戦い、3-1でサントリーが勝利して4年ぶり8回目の優勝を果たした。
第1セットはサントリーのサーブと攻撃が圧倒し、サントリーが25-21で先取する。第2セットはパナソニックのサーブも走り、怪我から復帰したエース清水邦広の攻撃も決まり、パナソニックが25-21と取り返してイーブンとする。第3セットはサントリーが25-20でとり、あとがなくなったパナソニックは第4セット序盤からリードを奪う展開で先にセットポイントをとるが、デュースにもつれ込み、何度めかのセットポイントをしのいだサントリーの米山達也がサービスエース、サーブで崩してブロックで仕留めるという活躍を見せた。
第3セットの終わりも連続サービスエースでとり、これで勇退とは思えない活躍を見せた米山だが、最後2本のサーブのときに何を考えていたかを問われ、「高校の恩師に、プレーの時はいつも無心でやれと言われていた。あのときも無心でした。今言われて、ああ、エースだったんだ、と思ったくらいです」と笑いを見せた。
敗れたパナソニックも、先月14日までV.LEAGUEを戦い連覇を成し遂げ、翌日台湾に移動してアジアクラブ選手権で連戦ののちに今大会に参加。川村慎二監督は「サントリーさんにおめでとうと言いたい。選手たちは最後まで諦めずよく戦ってくれた。シーズン最後の大会を負けて終わったが、この悔しさを来シーズンの糧にしたい」とコメントした。
写真:黒羽白
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