2019-05-08 20:54 追加
4年ぶり優勝サントリー荻野監督「今季の3つの目標スパイク・ブロック・サーブが機能した」ムセルスキー「すべての人にリスペクトと感謝を」第68回黒鷲旗
SV男子
●ドミトリー・ムセルスキー
正直申し上げるとどこまで感想になるかわかりませんが、優勝することができて非常に嬉しいですけど、個人的に6連戦は思ったよりきつかった。
今日の試合については、自分の中で気持ちの整理ができていないところがある。ホテルに帰ってから時間をかけて自分のパフォーマンスについて、ゆっくり考えさせていただければ。
●藤中謙也
6日間通してこの最終戦がすごくきつい試合だったし難しい試合でしたが、優勝できてよかった。
最後リードされた展開でも、全員諦めずに勝ちきったことは今後の自信につながった試合だったかなと思います。
――藤中選手に。今大会ジャンプサーブが好調だったのは。リーグの時はフローターだったのが今大会ジャンプサーブ。今日途中からフローターにした理由は。
藤中:今日は修正しきれなくてフローターにかえた。今大会通してチームのサーブは、すごくブレイクする大きな武器になりました。
リーグは、苦しい場面で攻めきれないところが何度かあったので、そこは今大会、練習でやってたことを含めて、苦しい場面だったり、負けてる場面だったりで自分のサーブが打てたのは、優勝につながった大きな要因ですね。
――ムセルスキー選手に。日本のシーズンが終わりましたが、日本のリーグと生活の感想。
ムセルスキー:まず、言葉が出てこないんですけど、簡単に申し上げますと、楽しかったです。本当にチームメイトに支えられていい試合がたくさんできました。
日本のバレーボールはレベルも、スタイルも非常に勉強になりました。来シーズンに向けて、日本で学んだことを身につけてもっといいプレーを目指したいと思っております。
――ムセルスキーさんに。もちろん大黒柱で頼れる選手なんですけど、そういう選手がいてこそ若い選手が輝けたと思いますが、ご自身の役割は果たせたか?
ムセルスキー:まず個人的には自分の考え方ですけど、どの選手でもそれぞれの弱点も持ち味もあり、いくらベテランも背の高い選手でも、強いところも課題もある。
ですので、スポーツだからこそ、ベテラン選手もコーチも一つの大事な役割は若い選手の育成です。若い選手の足りてないところをサポートしながら、みんながもっと強い選手になれるよう助けなければならない。僕も少しでも若い選手にとって、参考になるような話や声掛けやヒントとかアドバイスとかを与えてあげれたらいいなという気持ちでやっています。ただ一方的なだけでなく、常に彼らに学ぶことがたくさんある。自分も心を開いて彼らからたくさんのことを吸収できるようにこのシーズンを過ごさせていただきました。
共生関係、お互いの足りてないところ、強いところ、心を開いて自分を理解することによって、お互いを理解することによって強いチームを作ることができる。
初めての日本。最初はたくさん研究したいという気持ちできたので、日本に来てよかった。
とにかくリスペクトと感謝の気持ちで心の中にいっぱいです。これからもその気持を大切にしながらがんばっていきたい。
写真:黒羽白
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