2019-05-16 20:30 追加
ヴォレアス北海道、2018-19シーズン報告会を実施 2019-20シーズンはV2リーグへ参戦
V男子
「今回退団する5人なしでは、2シーズン連続優勝という成果には繋がらなかった」

2018-19シーズン限りで退団する5選手(左から中村、野坂、山本、杉谷、倉内各選手)
エド監督は、2018-19シーズン限りで退団する5選手について、そう労いの言葉をかけた。退団する5選手がひとりずつ登壇し挨拶し、2シーズン支えたチームやパートナーに感謝の意を伝えた。思い出の試合について質問を受けた5選手は、その回答をつなぎ合わせると、この2シーズンのヴォレアスの沿革が辿れるのではないかと思われるくらい印象的な場面を次々と挙げた。
各選手が挙げた試合は下記の通り(なお、退団選手のコメントは、後日あらためて紹介する予定)。
- 中村修平選手:2017年、最初のV-THEATER。今まであんな会場は見たことがなかった。
- 野坂尚哉選手:2017年天皇杯ファイナル1回戦。古田主将の負傷欠場に伴いスターティングメンバーで出場。全国大会は初めてで緊張した。
- 山本大希選手:2018-19シーズン最終戦(3月17日、鷹栖町でのヴィアティン三重戦)。コートに立った途端に顔面にボールが直撃した。
- 杉谷祐磨選手:2017-18シーズン、東川町でのヴィアティン三重戦。それまで全勝中だったが敗れた。前夜緊張して眠れなかった。皆に助けられて試合が出来た。
- 倉内哲選手:2017年最初の公式戦となった8月26日の国体北海道ブロック予選(小樽)。大きな注目を集めて臨んだ代表決定戦で、北海道学生選抜(ヴォレアスに入団した戸田拓也選手らが主力)に先に2セットを取られたところから逆転勝利し、安心感に包まれた。
古田史郎主将「僕たちは皆様のそれぞれの期待を越えて、より高いところへ向かってまいります」

報告会を締めた古田主将の挨拶には、ここまでの2シーズンを共に戦った5選手への感謝を込めつつ、これから次の山を迎え、それを越えて更に高いところを目指していく、これからのチームの決意が滲み出ていた。
ことしも8月17日(土)~18日(日)、道北アークス旭川大雪アリーナにてVOREAS V-THEATERを実施することを発表した(対戦相手等詳細は後日発表)。
これがヴォレアス北海道にとって、2019-20シーズンに向けての最初の大きなイベントとなる。このイベントで、引き続き力を蓄えていくチームに新しい力が加わった、チームの「次」の形が垣間見える可能性は高い。
旭川市内で写真展開催中 26日(日)まで

ヴォレアス北海道は、旭川市末広の「ギャラリー舞・ふれんど」にて写真展「VOREAS HOKKAIDO Photo Exhibition」を開催している。
地元喫茶店に併設されたギャラリーに、2018-19シーズンに撮影された、それぞれに臨場感のある25枚の写真が展示されている。展示されている写真をオークションで落札することも可能。写真には選手のサインが書かれているものもある。期間中、選手が来場することもあるという。
入場無料、時間は10:00~18:00(最終日のみ15:00まで)。公共交通機関を利用する場合は、JR旭川駅から旭川電気軌道バスまたは道北バスで「末広4条1丁目」が最寄りバス停。
(構成・写真 出口季里)
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