2019-05-31 09:17 追加
全日本女子、ドイツをストレートで下し、3連勝でトルコラウンドを終える VNL女子大会
ネーションズリーグ女子の結果
全日本代表 女子
バレーボールネーションズリーグ(VNL)女子大会は30日、トルコのアンカラで第2週トルコラウンドの第3戦が行われ、日本代表チームはドイツと対戦。3-0(25-23、25-19、25-17)で勝利し、3連勝でトルコラウンドを終えた。通算成績は4勝2敗。
ドイツ戦、日本チームのスターティングメンバーは、鍋谷友理枝、渡邊彩、黒後愛、石井優希、芥川愛加、佐藤美弥、山岸あかね。
第1セットの立ち上がりはサイドアウトの応酬となり、8-7で最初のテクニカルタイムアウト。その後サービスエースでリードしたが、ミスで12-12の同点とされる。
ラリーから黒後がスパイクを決めて16-14とすれば、ドイツもリップマンのスパイクなどで得点を重ね、18-20と逆転される。
粘る日本は渡邊のサービスエースで22-21と再度逆転し、最後は石井の連続スパイクでセットを先取した。
第2セットは前半からサーブで攻めてドイツを崩し、8-5とリード。
セット中盤には芥川のサービスエースや黒後のスパイクが決まり、16-11と点差を広げた。
ドイツのミスで22-15となった後、連続得点を許して追い上げられたが、日本も3連続得点で突き放し、セットを連取した。
第3セット、日本は粘り強いディフェンスから得点につなげて、8-4と序盤からリードする展開に。ドイツも強打やサービスエースで応戦し、日本のミスも重なって接戦にもつれ込んだが、相手の連続ミスで16-12と再び日本がリードする。
鍋谷のサービスエースや芥川の速攻が決まって19-12、途中出場した古賀紗理那もスパイクで得点し、23-15。宮下遥のサービスエースでマッチポイントを迎えると、最後は渡邊の速攻で25点目を奪い、ドイツを下してトルコ大会3連勝を飾った。
予選ラウンド第3週は香港に戦いの舞台を移し、第1戦は6月4日(火)の現地時間20時30分(日本時間21時30分)に中国と対戦する。
■寺廻太強化委員長のコメント
トルコ大会を通して、メンバーを固定せずに戦った。出場した選手が集中力を保ち、しっかりと戦ってくれたことは収穫である。
来週のホンコンチャイナ大会に備え、課題と向き合って良い準備をしたい。
写真提供:FIVB
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