2019-06-03 11:22 追加
全日本男子、フランスに1-3で敗れ、1勝2敗でセルビアラウンドを終える VNL男子大会
ネーションズリーグ男子の結果
全日本代表 男子
バレーボールネーションズリーグ(VNL)男子大会は2日、セルビアのノビ・サドで第1週セルビアラウンド第3戦が行われ、日本はフランスと対戦。1-3(22-25、27-25、19-25、15-25)で敗れた。日本チームの通算成績は1勝2敗。
フランス戦、日本チームのスターティングメンバーは、西田有志、小野寺太志、石川祐希、髙野直哉、李 博、関田誠大、山本智大。
第1セット序盤、相手にフェイントを決められ、ブロックに捕まって連続失点するが、西田のスパイクで追いつき、髙野が決めて6-4と逆転。しかし、フランスのサーブで崩されて再びリードされ、李や石川が決めるもリズムが出ないまま、8-12とされてタイムアウトを要求した。さらにスパイクミスが重なり、9-16と離されるが、石川のスパイクとサービスエース、さらに相手ミスで14-18と追い上げる。
17-21から大竹壱青がコートに入り、21-23まで迫るが、最後はクイックを決められてセットを落とした。
第2セット、序盤はサイドアウトの取り合いから西田が決めて、8-7でテクニカルタイムアウトに。フランスも隙を見せず、互角の戦いが続く。
12-12からブロックされ、フランスが一歩抜け出したが、関田のブロックや石川のスパイクで17-17。その後もフランスが先行しては追いつく展開でジュースに突入した。サーブが好調の西田が相手を崩し、李がダイレクトで決めて、最後は髙野に代わって出場した柳田将洋主将がサービスエースを奪ってセットをものにした。
第3セット、小野寺に代えて山内晶大が入ってスタート。序盤は相手にリードされながら追いすがる展開となる。
山本らがつないで得点し、食い下がるが、点差を縮めることができないまま終盤へ。17-21で深津英臣と大竹が入る2枚替えを行うが、ミスで点差を広げられてしまい、このセットを失った。
第4セット、髙野を柳田に、山内を小野寺に代えてスタート。序盤、スパイクを決め切れず、1-4でタイムアウトを要求。小野寺のクイックや西田の活躍で6-7とするが、フランスの巧みなディフェンスから得点を重ねられて突き放されてしまう。
山内がクイックで得点を重ねるが、高いブロックを前に連続失点、12-20と流れを引き寄せられない。サーブで崩され、3枚ブロックに仕留められるフランスのパターンを打開しきれず、最後はクイックを決められて、15-25。このセットを落とし、セットカウント1-3で敗れた。
次戦はいよいよ日本ラウンド(東京大会)となり、7日(金)19時10分から武蔵野の森総合スポーツプラザ(東京都調布市)でアルゼンチンと対戦する。
■矢島久德強化委員長のコメント
フランスはディフェンスが手堅く、クイックが機能しない状況で攻めざるを得ない厳しいゲームとなった。
試合運びがうまく、状況に応じたスマートなプレーを展開され、日本は後手に回る内容だった。ただ、2セット目のようにサイドアウトをしっかり取りながらミスを抑えれば十分戦える。東京大会ではそういったバレーを引き出せるよう準備していきたい。
写真提供:FIVB
同じカテゴリの最近の記事
- 2025男子U21世界選手権大会 出場選手12人を発表。主将に筑波大・山下彪。早稲田大・川野琢磨、国士舘大・竹松魁柊、中央大・秋本悠月ら [全日本代表 男子,大学バレー 女子] / 2025.08.14
- リオ・東京五輪代表の石井優希さんが第1子妊娠を報告「マタニティライフを楽しんでいます」 [Others,SV女子,全日本代表 女子] / 2025.08.11
- 8月12日開幕の「韓国招待試合」に女子日本代表14名が出場。主将に長内美和子。オクム大庭冬美ハウィ、野中瑠衣、麻野七奈未ら [全日本代表 女子] / 2025.08.11
- 石川祐希・髙橋藍「バレー界初の試みを楽しみにしています」Qoo10 presents ワールドチャレンジシリーズ 2025開催発表記者会見 [Others,SV男子] / 2025.08.09
- 全日本バレーボール小学生大会開会式にロンドン銅の木村沙織、江畑幸子、狩野舞子が登壇。木村沙織「バレーボールでできた仲間は財産」 [Others] / 2025.08.05
コメント
Sorry, the comment form is closed at this time.