2019-06-07 10:35 追加
全日本女子、若手中心のオランダをストレートで下す。寺廻太強化委員長「日本らしい粘りのバレーが展開できた」 VNL女子大会
ネーションズリーグ女子の結果
全日本代表 女子
バレーボールネーションズリーグ(VNL)女子大会は6日、香港で第3週ホンコンチャイナラウンド最終戦(第3戦)が行われ、日本代表チームはオランダと対戦。3-0(25-17、25-17、25-21)のストレートで勝利した。日本の通算成績は5勝4敗。
日本チームのスターティングメンバーは、新鍋理沙、岩坂名奈、黒後 愛、石井優希、奥村麻依、佐藤美弥、小幡真子。
第1セット、立ち上がりからディフェンスが機能し、高さのあるオランダの攻撃に対してもブロックのワンタッチから的確な返球で岩坂のクイックにつなげるなど、日本のリズムで先行し、25-17でセットを先取。
第2セットは若いメンバーを中心としたオランダの勢いに対して、前半は競り合う展開から、中盤に抜け出して21-15。オランダの連続ミスでセットポイントを奪うと、最後は新鍋選手のサービスエースでセット連取に成功する。
第3セットは前半、岩坂のサービスエースが決まり、6-3とリード。切り返しで奥村も得点し、8-4でテクニカルタイムアウトを迎える。
オランダもブロックやサービスエースで8-7と追いすがるが、日本は粘りのディフェンスから得点につなげて再びリードを広げ、20-15で終盤を迎える。
その後はオランダの連続ブロックで21-19と詰め寄られたが、佐藤のサービスエースで25点目。セットカウント3-0で勝利を飾った。
次戦はいよいよホームの東京大会となり、武蔵野の森総合スポーツプラザ(東京都調布市)で19時10分からブラジルと対戦する。
■寺廻太強化委員長のコメント
ホンコンチャイナ大会では中国、イタリア戦を通して相手の高さに対するディフェンスの重要性が改めて浮き彫りになった。
しかし、最終日のオランダ戦で選手は素晴らしい集中力を発揮し、日本らしい粘りのバレーが展開できた。引き続きしっかりと準備し、次週のホーム・東京大会を迎えたい。
写真提供:FIVB
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