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会見・コメント

2019-06-10 10:27 追加

石川祐希「良いコンディションやパフォーマンスを継続させる力が必要」深津英臣「調子が悪くなるとチーム全体で落ちてしまうのが課題」 VNLイラン戦会見コメント

VNLイラン戦会見コメント

全日本代表 男子

 バレーボールネーションズリーグ(VNL)男子大会は9日、武蔵野の森総合スポーツプラザ(東京都調布市)で第2週東京ラウンド第3戦が行われ、日本はイランと対戦。0-3(22-25、21-25、19-25)で敗れた。
 試合後の日本チームの記者会見コメントをお届けする。

●石川祐希選手

イランにストレートで負けてしまい、非常に悔しい思いしかないです。イランはフルメンバーではなかったのに勝てず、反省しなければばならないところです。VNLはまだ続くので、次のラウンドで変わった姿を見せたいと思います。

●深津英臣選手

この3日間、たくさんの応援の方々が来てくれて、期待されているにもかかわらず、1勝しかできず、まして今日の試合は自分たちの場面が全く作れなかったことは選手、スタッフともども責任を感じなければなりません。試合に出ている選手が一番頑張らなければならないし、選手一人ひとりがもっと勝ちに対して貪欲にならなければ。自分自身もチームとしても課題はたくさんありますが、今日のような試合を二度とすることがないようにチーム全員で話し合いました。石川も話したように、切り替えて次のラウンドを頑張りたいと思います。

●西田有志選手

日本ラウンド最終戦で、お客さんもたくさん入って応援してくれましたが、その応援に応えられず、自分自身の力のなさを痛感しています。
敗因は相手に好きなようにやられてしまったことで、日本チームもだんだん強くなっているのが見えてきてはいると思いますが、それが当たり前のように出せないのはまだまだ弱い証拠だと思います。この経験を次に生かすために一人ひとりが現状に向き合っていかなければならないと感じています。
今日は深津さんに3セット目、「全部持ってきてください」と自分で言ったのに決められず、自分の力のなさは悔しいばかりですが、次に向けて自分は成長しなければならないので、反省すべきことを反省し、良かったところはもっと磨きをかけてレベルアップし、次のラウンドまでに修正したいと思います。

――3人に。3試合を終えて、課題と収穫は?

石川:課題はセルビアラウンドに続いて1戦目だけがよくて、2試合目、3試合目となるにつれ、勝てなくなること。セルビアでも日本でも1戦目は相手に対応できていましたが、2試合目、3試合目になると対応できなかったということと、コンディションやパフォーマンスも落ちてしまったので、そこを継続させる力が必要だと感じました。
よかった点は先ほども言いましたが、対応すべきデータが頭に入っている時は対応できているので、もっとそれをコンスタントに体で反応してできるようにしなければならないと思います。とにかく個人のミスが多いので、個人のミスがない時はチームの状態もいいので、修正するべきと感じています。

深津:(フィリップ)ブランコーチも話していましたが、チームのコンディションが悪い時、疲れた時、雰囲気が悪くなった時などに一人ひとりのパフォーマンスも落ち、いい時はみんないいのに、悪くなるとみんなで落ちてしまうのが課題。まして、疲労は金、土曜とほぼフルセットのような試合をしてきたイランの方があったはず。それでも同じアジアの日本との対戦ということもあり、調整してきていました。その辺が日本はまだまだプロフェッショナルになりきれていない部分ではないかと思います。
収穫は誰が入ってもいいプレーをしている場面が見られたこと。今日は大竹(壱青)も最後にいいパフォーマンスを見せていましたし、一人ひとりが自分の持ち味をコートで発揮していたと思います。そうすることにより選手層が厚くなり、レギュラー争いも激しくなってくると思うので、 そこを強みにこれから頑張っていければいいかなと思っています。

西田:予選ラウンドを3試合ずつ連続で行うのがVNLという大会なので、どうアクションを起こし、今の状態を変えていくのかは一人ひとりの覚悟であり、責任でもあると思います。一緒にシビアに考えながら、試合に臨むべきだと思います。
良かったところは、調子のいい試合の時は点を取られても取り返すことができるところ。終盤まだ弱さがあるのは、何かを考え、変えていかなければならないと思います。悪いところを反省するだけでなく、いい面にも磨きをかければ今日のような展開にはならないと思います。練習から直していかなければならないところかなと感じています。

――深津選手に。コートに入る時に意識したことと、途中出場の難しさについて。

深津:途中から入る時はチームに流れを持っていきたいと外から見て思っていました。今、チームにとって何が必要かを冷静に見られるポジションだったので、今日は雰囲気を変えたいと思い、それを意識してコートに入りました。

――石川選手に。シエナでマルーフ選手とチームメイトとして過ごして、過去に対戦した時と変化はあったのでしょうか?

石川:特にそれはなく、シエナでやっていた通りの特徴が今日も出ていましたが、対応できなかった部分があり、それを身につけていきたいというのがあります。一緒にやっている時はいろいろ助けられましたし、対戦相手になるとやはり嫌な相手であることは今日、改めて認識させられました。

写真:黒羽白

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