2019-06-11 09:32 追加
イラン若手躍動で日本を圧倒 マルーフ主将「(チームメイトだった)石川はイタリアリーグのベストプレイヤーの1人」
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コラコビッチ監督「(好調の要因は)良い準備ができたから」
イラン代表 イゴル・コラコビッチ監督
監督:今夜の試合は私達にとって非常に重要な試合でした。 私たちが前回のネーションズリーグで日本と対戦した時は負けたので、今回勝利でそれを終えることができて嬉しいです。 今夜は良い質でプレーでき、私達は忍耐強くプレーし、ゲーム中ずっと集中しました。 この日本戦の勝利は簡単だったように見えるかもしれませんが、実際には非常に困難でした。 大勢の観客の前で、私が望んでいた良いバレーボールを見せることができてとてもうれしい。
――ここまで1敗と好調だが、好調の要因はどう分析していますか?
監督:今シーズンのために我々は良いオペレーションをした、ほとんどの選手が良い体調で、テヘランで1カ月ちょっと良い準備ができた。ネーションズリーグ前のフランス戦との練習試合やネーションズリーグのイタリアとの試合ではアップダウンもあったが、先週の中国ラウンドや今週の日本ラウンドでは第1試合のブラジル戦をのぞいて調子を上げられた。我々は常にハードにプレーし、経験のある選手と若い選手たちがミックスして、チームにおいて良い自信をもたらした。試合でつねに全力で戦い、決して諦めない。
――今日のメンバー起用ですが、若手を中心にした理由と、特にミドルブロッカー15番についての評価を教えてください。
監督:昨日のアルゼンチン戦は非常にタフで難しい試合で、3人が怪我した。1人はミドルの6番のムーサビで、15番のモジャラドが代わりにプレーした。10番のガフールもまた昨日の試合が終わった後、背中を痛めていて、多分今日もプレーはできたが、次のラウンドでプレーするために、若い20番のヤリを起用した。もう一人、7番のファヤジも怪我していたが、レセプションが非常に良く、彼をほかの若い選手に代える必要はなかった。
――昨年の世界選手権を終えて、主力選手の何人かがヨーロッパでプレーしているが、それによって彼らの成長を感じる部分、またはチームへの強化というに関して、影響を与えたか終えてください。
監督:昨シーズン初めて歴史になったとは思わないけど、イランのいくつかの経済的な問題もあって、多くのイランの選手たちがヨーロッパにプレーしに行った。彼らのほとんどは今、ナショナルチームでプレーしていて、私はそれが彼らにとって非常に良い決断だったと思う。
なぜなら彼らは異なる文化、異なるスポーツ文化、異なる言語などについて経験し、彼ら自身のパーソナリティー、そしてバレーボールもまた改善していくので。彼らのほとんどがイタリアやポーランドプレーしていて、私はとてもハッピーです。彼らが外に行く決断をしてくれたので。私は、来シーズンも彼らのほとんどが外に留まり、おそらく、よりイランの選手たちがそこに加わることを望む。
私は彼らが国際的にバレーボールを経験して変わることは重要であると考えています。もし彼らがナショナルチームのためにプレーするならば。イランで彼らが毎年同じ選手たちを相手に、同じシチュエーションでプレーするよりも、ヨーロッパや他の国々でプレーし、彼らが異なる選手たちを相手にプレーすることでクオリティーを高められる。ナショナルチームのようにプレーする全ての選手にとって、より重要なのは国際的な経験であるというのが理由です。
(取材、写真:大塚淳史)
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