2019-06-11 16:34 追加
石井優希「チームの柱になり、若い選手を助けられる選手になりたい」 VNL女子東京大会前日談話
VNL東京大会前日談話
全日本代表 女子
11日から開催されるネーションズリーグ(VNL)女子東京大会に向け、石井優希選手にお話を伺った。

――今シーズン、コートに立っている時間が長いと思うのですが、コンディションは問題ない?
石井:はい、ケガとか、痛いところもなく、順調にできています。
――チーム内で昨シーズンとのご自身の立場の違いはありますか?
石井:そんなに変わってないと思うのですが、自分が柱になってやりたいと思っていたので、そこはブレずに攻撃や守備の偏りがなくやっていきたいですし、若い選手も多いので、自分のことだけにならずに若い選手たちがやりやすい環境を作ったり、苦しい時に助けられる選手になりたいと思っています。
――東京ラウンドには出場しませんが、今回初代表入りした関菜々巳選手のトスを打ってみていかがでしたか?
石井:しっかり伸びて、打ちやすいトスだと思います。個人的には今後も時間をかけて、よりタイミングを合わせていければと思います。ツーアタックにも積極的だし、ミドルが使えることが強みですね。
―― バックアタックについて。
石井:香港ラウンドまでで自信がついたのがバックアタックです。収穫にしていい部分ではないかと思っています。今回、セルビアは若い選手でチームを構成していますが、ブラジルなどベテランも入っているチームに対して、もっとバックアタックの本数を増やし、決定力をつけていかないと前衛も苦しくなるし、被ブロックも増えてしまうので、もっともっとチームを助けられるように増やしていきたいです。
中国戦、イタリア戦などで、特に前衛2枚のローテーションの時にラリーが続くと攻撃がレフトだけになる状態がありました。そういう時にラリーが続いて1本目を高く返して、バックの攻撃参加を増やしていかなければならないので、ラリーが続いている時の状況判断が大事になると思います。
――初戦のブラジル戦に向けて。
石井:パワーがあり、ディフェンスがよいチームで、昨年は世界選手権でもフルセットで負けています。でも、ネーションズリーグでは勝っているので、相手も日本に対して本気を出してくると思います。どういう状況になるかわかりませんが、常に先手先手で行けるように戦いたいと思います。
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