2019-06-23 14:43 追加
全日本男子、中国にストレートで快勝。石川祐希、西田有志が活躍 VNL男子大会
ネーションズリーグ男子の結果
全日本代表 男子
バレーボールネーションズリーグ(VNL)男子大会は23日(現地時間22日)、アメリカのホフマンエステーツで第4週アメリカラウンド第2戦が行われ、日本は中国と対戦。3-0のストレート(25-19、25-20、25-23)で快勝した。日本チームの通算成績は5勝6敗。
日本チームのスターティングメンバーは、関田誠大、小野寺太志、福澤達哉、石川祐希、山内晶大、西田有志、山本智大。
第1セット序盤は、石川、西田の攻撃で組み立て、石川のサービスエースで8-4とリード。攻守ともに集中している日本は、山内のサービスエースや小野寺のクイックなどで13-7に。関田が的を絞らせないトスワークで、福澤のパイプ、西田のフェイントが決まり、16-12。19-15で大竹壱青、藤井直伸の2枚替えを試みる。
石川のスパイクや小野寺がクイックを1枚でブロックして、21-15。お互い点数を重ね、大竹のスパイクが決まり、石川も技ありのスパイクを決めて、セットポイント。最後は石川のブロックで25-19となり、セットを先取した。
第2セット、山内のクイックや、福澤の高いブロックをかわすフェイントで3-1とする。山本の好カバーや福澤のスパイク、石川のブロックで8-5。石川のサーブで崩し、福澤がダイレクトを決め、さらに切り返しから西田がスパイクを決め、11-6。石川のスパイクや小野寺のクイックなどで17-10となり、中国がタイムアウトを要求する。
攻守ともに主導権を握った日本は関田のサービスエースで20-11とし、中国が2回目のタイムアウト。その後、石川が高いブロックにつかまり、連続失点するものの、福澤のパイプ攻撃、山内のブロックで22-15に。セットポイントからスパイクミス、サーブレシーブの乱れで連続失点し、24-20と追い上げられる。最後は福澤がレフトから決めて、25-20でセットを連取する。
第3セットは西田のサービスエースでスタート。序盤、福澤のパイプや、山内のしつこいブロックタッチから西田がスパイクを決め、5-3に。その後、サイドアウトの応酬で13-13と競り合う。サーブレシーブで崩されたボールを福澤が3枚ブロックを打ち抜き、続く西田がサービスエース、さらにミスを誘い、16-13と抜け出す。
石川のフェイントや西田がラリーをレフトから決めきり、21-18で中国が2回目のタイムアウトを取る。石川の豪快なサーブをダイレクトで西田が決め、22-18。サーブで崩され、苦しい体勢から打った西田が止められ、23-22で日本がタイムアウト。石川がバックセンターから24点目を決め、マッチポイントとなる。最後は西田の渾身のバックアタックが決まり、ストレートで勝ちきった。
次戦は、現地時間23日12時(日本時間24日2時)からカナダと対戦する。
■矢島久德強化委員長のコメント
今日は試合前から皆が緊張感を持って臨み、攻守ともに隙のない内容で展開できた。特に数字には出てこないブロックフォロー、フェイント処理、崩れたボールのカバーをしつこく丁寧につないだことは評価できる。こういうバレーが強豪チームともできるよう、試合を通じて経験を積んでいきたい。

写真:FIVB
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