2019-07-29 12:00 追加
豊田合成トレフェルサからウルフドックス名古屋へ 新マスコット『ウルド』の発音も密かに注目?
V1リーグ 男子
台湾代表で人気双子の弟が新加入
新外国人選手の紹介では、劉鴻杰が、まずは覚え立ての日本語であいさつした。
「皆さん、こんにちは。はじめまして、私は台湾からリュウ・ホンジェです。今年からウルフドッグスに参加しました。本当に嬉しく思います。よろしくお願いします」
そして、母国語であいさつした。
「このようなチームに加わることが私の夢で、やっと日本に来られたこと、豊田合成に加わったことがうれしい。ここまでは日本代表と国際試合で何度か対戦したことがあるが、毎回日本代表の素晴らしい戦術や成績に感動していた。今回チームに加わることで自分の価値を示して、チームを助けたい」
ちなみに、劉鴻杰には劉鴻敏(リュウ・ホンミン)という双子の兄がおり、二人そろって台湾で人気が高い。劉鴻杰のInstagramには約8万人のフォロワーがいる(高松卓矢は約1万2000人)。Vリーグでは昨シーズン、台湾代表主将の陳建禎がパナソニックでプレーし、台湾のファンたちがほぼ毎試合、会場に足を運んでいた。陳は新シーズン、JTサンダーズでプレーすることもあり、既に台湾のスポーツメディアでは、劉と陳が対戦する試合が話題になっている。ただ、対戦日の来年1月11日は台湾の大総統選挙という重要な日で、日にちが重なったことを嘆くメディアもあった。
劉のあいさつのあとには、海外リーグに挑戦する黒澤雄介と川口太一が意気込みを語った。スウェーデンリーグ王者ハボバレーでプレーする黒澤は
「スウェーデンといえば、アンディッシュ・クリスチャンソン前監督の母国であり、そこでプレーできることにとても光栄であり、誇りに思います。自分の糧となれるよう精進したい。どこか頭の片隅に黒澤がスウェーデンでプレーしていると思ってもらえれば」
と話し、
今シーズンはドイツ・ブンデスリーガのロッテンブルクでプレーする川口は、
「昨シーズンはフィンランドリーグでプレーし、ベストリベロ賞を受賞できた。今シーズン、ドイツ・ブンデスリーガで、レベルの高いリーグにはなるが、ベストリベロ賞を取れるように精進していきたい」
と話した。
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