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会見・コメント

2019-11-30 21:50 追加

東レ・篠田歩監督「ムセルスキー選手に予想以上にやられすぎてしまった」、井手智「相手にリードされると弱気な部分が出てきてしまう」

SV男子

●星野秀知選手

今負けている僕ら(東レ)は取れるセットしっかりを取りきれていないと思います。気持ちを前向きにやっていこうとしているのですが、うまく回っていないので、回すためにはもっと切り替えて、気持ちだけは落とさないようにしたいと思います。

●井手智選手

相手にリードされてしまうと弱気な部分が出てきてしまうというか、メンタル的な部分だと思うのですが、そういう部分を感じたりしてしまっています。今日はリードされたときでも少し追いついたり、ギリギリのところまでいけているので、それを勝っていければ、自信につながってきますし、そこで勝ちきっていくことが大事だと思います。前の試合より今日の試合の方が数字は出ていると思うので、明日切り替えて臨みたいと思います。

――井手選手に。1セット目の終盤、鈴木(悠二)選手がピンチ(リリーフ)サーバーに入った際にアドバイスをしていたと思うのですが、あのような場面でどのようなことを話したのでしょうか?

井手:サーブを狙う選手をミーティングで決めていたのですが、あまりにもそこに囚われすぎて、狙うことを意識しすぎてサーブが緩くなってしまっていたので、多少のリスクを取っても厳しいところを狙って、最悪ミスをしても仕方がない、もっとこういうところを狙って欲しいということは伝えていました。

――井手選手に。前半ムセルスキー選手のスパイクをコースに入って拾っているように見えましたが、後半(ムセルスキー選手のスパイク)決定率が上がったようにみえました。そのあたりうまく対応できた点と、相手に対応された点は?

井手:試合前のデータ上ではハイボール(ハイセット)が上がった時のスパイク決定率が20%いかないぐらいだったので、そこ(ハイセット)で決められすぎた点があります。もう少しブロックが触るとかレシーブが入れるところがあると思ったのですが、広範囲でブロックが触れないような状態で決められていました。その部分については難しい面はあったのですが、今日の経験を生かして次はどこに打ってくるのかを絞れてきますので、ブロックとレシーブの関係も詰めていければ対応できるところがあります。その点で今日の試合は想定外の状況が起きてしまったと僕自身思いますし、チームでも決められすぎてしまった部分もあるのかなと思います。

――全般的に東レらしい粘りが出てきているのでしょうか?

井手:負けてしまったのですが、前の試合のようにリードされるとガタガタと崩れてしまう感じではなくて、そこから一度盛り返して、戦えるかというとおかしいですが、どちらに転ぶか分からないというところまでは持ってこれているので、後はクロスゲームを取れるかか取れないかという…。今勝ち星が少ないということで、少しメンタル的な部分で影響されているのかなと思います。

写真:黒羽白

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