2019-12-01 23:52 追加
男子の早稲田大3連覇、女子の筑波大辛くもV2 バレーボール全日本インカレ終わる
全日本インカレ最終結果
大学バレー 女子 / 大学バレー 男子
男子は早稲田大V3、女子は筑波大V2―。男子72回、女子66回の秩父宮賜杯全日本バレーボール大学選手権大会最終日は12月1日、大田区総合体育館特設コートで男女の3位決定戦と決勝戦を行い、男子は早稲田大が3年連続7回目の、筑波大が2年連続8回目の大学日本一に輝きました。2年ぶりの決勝対決となった男子の早稲田大と筑波大。秋季リーグ戦の対戦(早稲田3-1)を反映して早稲田大が3-1で快勝しました。
女子は、4度目の決勝戦で初優勝に燃える福岡大の戦いが焦点。福岡大が九州地区の高校から集まった選手たちを強化した“寄せ集め集団”なら、挑む筑波大は全国の高校強豪校集まった“エリート集団”と言えるでしょう。それほど両校のメンバーは一目瞭然。しかし、ゲームは大混戦となりました。決勝戦への気持ちの高ぶりから本来の粘りを欠いた福岡大は、筑波の高さとキャリアに押されて2セットを簡単に落とします。が、ここから「どこにも負けない練習を積んだ」強さを発揮します。攻守が逆転してフルセットに持ち込み、最終セットは初優勝へあと一歩まで。惜敗の“寄せ集め集団”に勝者以上の拍手が当然のように贈られました。
ちなみに過去の関東学連勢以外の優勝校は京都学芸大(第2回)、武庫川大(第3回)、東北福祉大(第43回)、鹿屋体育大(第57、60、63回)の4校。男子では関西学院大(第9、13回)、関西大(第15回)、大阪商業大(第26、28、30、31回)を最後に41年間、関東学連の後塵を拝しています。
[決勝戦]
▽男子
早稲田大3(25-16、25-22、23-25、25-19)1筑波大
▽女子
筑波大3(25-17、25-15、23-25、20-25、17-15)2福岡大
[3位決定戦]
▽男子
中央大3(23-25、25-18、26-24、25-21)1東海大
▽女子
東海大3(25-23、25-20、20-25、25-18)1順天堂大
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