全日本バレー、Vリーグ、大学バレー、高校バレーの最新情報をお届けするバレーボールWebマガジン|バレーボールマガジン


バレーボールマガジン>会見・コメント>大宅真樹「戦う姿勢がいつもより出せた。西田選手をブロックで抑え込めた」荻野正二監督「ムセルスキーには負担がかかるんですけど、上位チームには戦略が必要」

会見・コメント

2020-01-30 11:58 追加

大宅真樹「戦う姿勢がいつもより出せた。西田選手をブロックで抑え込めた」荻野正二監督「ムセルスキーには負担がかかるんですけど、上位チームには戦略が必要」

サントリー記者会見コメント

SV男子

ムセルスキーが真ん中でブロック

2020年1月26日 丸善インテックアリーナ
首位を独走するジェイテクトスティングスを、4位のサントリーサンバーズがホームで迎え撃ち、3-0でサントリーが勝利した。記者会見コメント。

■サントリーサンバーズ
●荻野正二監督
昨日から、サーブが強くなりまして、昨日の試合もそうだし、スターティングメンバー全員ジャンプサーブなんですけど、サーブがしっかり打てたかなという印象です。あとはムセルスキー(ドミトリー)選手を真ん中において、サーブが入れば(崩せれば)、あとは西田(有志)選手かカジースキ(マテイ)選手にしか上がらないので、そういうパターンに持っていければなと思っていました。
それがうまいことハマって、ムセルスキーにはすごく負担がかかるんですけども、やはり強いチーム、上位チームにはそういう戦略みたいなものを考えないといけないかなということで、そういう戦略を取りました。

前回やったときはバックアタックが殆ど決まっていなかったんですけど、今日はムセルスキー選手も良かったけど、ジー(ダオサイ)選手がかなりパイプとレフトと二段トスの苦しい場面をしっかり打ち切ってくれた。ブロックも機能している。そこらへんはまた来週も継続してやっていきたい。

――ブロックのチェンジと、そこからミドルブロッカーがライトから決めているシーンがあったと思いますが。

たまたまなんで。普通だったら、チャンスボールがかえってきたときはスイッチするんですけど、最初の方はクイックあげて、クイックに2枚ついてきた。なので大宅(真樹)くんにアドバイスして、浅野(博亮)選手とか低い選手がライトにいるときは、小野(遥輝)くん塩田(達也)くんでも大丈夫やろ、と。
それまで2枚レフトに走っちゃったので、カウンターでディグが上って、ムセルスキーに2枚3枚ついてた。

――サーブレシーブも何本かはやられましたが、これまでのように西田選手に連続でやられることがなかったが。

それは、相手が結構ミスってくれたから。前のときは4連続でやられたりしてるんですけど、今回はエースをとられてもすぐミスってくれた。入ればすごく速いんですけど、なんとかアタックラインのあたりに2段トスであげて、レフトかライトかシャーで。対策をくんで。ああいうビッグサーバーが2人いるときは、ああいうレセプションでもOKだと。で、ジー選手が2段トスを打ち切ってくれてる。2段になったらムセルスキーばっかりから、ジーも打ち切れるようになった。だから、サーブレシーブはそこまで精密にやらなくてもいい。それでオッケーだとチームは思っている。

――16勝5敗、これからに向けて。

まだ21試合して5回しか負けてないので、もう少し負けるかなと思ってた。かなりチーム力上ってるので。スタメン以外の選手ででたときも勝負できてる。昨シーズンは3レグに怪我したりしたので、そこだけは注意してる。5敗しかしてないというのをこちらとしてはよしとして、来週パナソニックJTと上位チームと当たる。JTにはまだ1セットもとってない。パナソニックJTは上手い選手が多いので、そういうところに勝っていけば可成りの自信になるし、うちも上に行ける。あまり意識せず、今日みたいなバレーをしていけたら。対パナソニック、対JTというそれぞれの対策をしっかりねって臨みたい。

――若手でキーマンとなる選手は。

秦(耕介)選手と、サーブだけなら佐藤(謙次)選手とか。新人の西田(寛基)。レシーブもいいし。高校からの経験もあるので、西田選手と、秦選手、佐藤選手は、他にもいますけど、3人はうちの戦力になる。秦選手はサーブレシーブがよくなっている。徳島で藤中(謙也)選手から変わった時に成功率が80%を超えてる。サーブレシーブは鶴田(大樹)、藤中、秦。
ブロック力もかなりあるので、秦選手には注目しています。

――若い選手を束ねて、ファイナルステージに向けて、今日みたいに戦うには監督としてどう注意しながら、モチベーションを高めようとされているか。

一つ、来週戦うのはうちよりも順位が上のチームばかり。昨シーズン4位なので、チャレンジャーとして臨みたい。JTならエドガー(トーマス)選手にボコボコされるかもしれないですけど、先程いったような対策でいきたい。サイドアウトをしっかりとっていく。強いチームにプレッシャーを受けた時にどうするか。
メンバーチェンジで新しい空気を入れることで、チームがまとまる。

>> 会見・コメントのページ一覧へ戻る

同じカテゴリの最近の記事

コメント

Sorry, the comment form is closed at this time.

トラックバック