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会見・コメント

2020-02-27 12:45 追加

V1昇格ならず。群馬銀行・吉岡みなみ「この舞台に立たせてもらったことに感謝の気持ちでいっぱいです」

チャレンジマッチ記者会見コメント(群馬銀行)

SV女子 / V女子

2020年2月22日、23日にサーラグリーンアリーナ(静岡県)で行われたV・チャレンジマッチ女子(V1・V2入替戦)より群馬銀行グリーンウイングスの記者会見コメントをお届けする。

22日(第1戦) 姫路 3(25-17、25-16、25-19)0 群馬銀行

■吉岡みなみ主将

悔しいです。何もさせてもらえなかった。力の差を感じました。自分たちが対応できずにストレートで負けてしまいました。

■古市彩音選手

1セット目の中盤くらいまでは競ったゲームだったんですけど、自分たちのミスが出てから持ち直すことができずズルズルいってしまいました。2、3セット目は最初から崩れてしまっていました。

■斉藤千佳選手

レベルの差を感じた試合でした。V2だったら通用していたものが通用しなかったり。差があることを痛感させられたというのが正直なところです。

■小林愛里選手

通用したのは1セット目の序盤だけでした。相手がどんどん対応していく中でこちらは何ひとつできずに、結局自分からミスを出してしまいました。相手にリズム良く攻撃をさせてしまったという印象です。

――吉岡主将に。対策の成果は?

吉岡:予想以上に相手のレフト陣が速くて高さもありました。一番対策してきたイブナ(マラ)選手は抑えられたのかなと思うんですけど、それ以外の選手に決めらてしまいましたね。

――明日に関しては?

吉岡:今は悔しいという気持ちが先行していて。明日が最後、やっぱり悔いのない試合にしたいと思うし、今日やられたところを少しでも取り返せればと思います。

――古市選手に。トスで意識したことは?

古市:高さを活かせればいいなと思っていました。そのためにも積極的にいろんなところを使っていこうと。でも、1本決まってもそこをすぐに相手に対策されて…自分の中でその後の選択肢がなかったというのが反省点だと思います。

――良かったところは?

古市:序盤は小林選手が当たっていて、相手のイブナ選手の高いブロックがあってもその上から攻撃ができていました。

――小林選手に。その序盤の攻撃について感じることを。

小林:相手の高さに対して自分が上から打つ、そういうものがうまく試合で出せていました。思い切り打って相手ブロックに当てて外に出すということが最初はできていたなという印象です。

――そこから相手に対応された?

小林:サーブレシーブが崩れてから自分の助走の一歩目がどんどん早くなってしまって。打ち急いで結果的にミスを生む、自分自身で首をしめてしまったことが大きかったと感じています。

――相手から狙われると体力的にも厳しい?

小林:V2リーグよりサーブが明らかに速いです。ちょっとでも自分の動き出しが遅れるとレシーブで負けてしまう。スパイクに関しては通用しなかったわけではないかな、と。自分の持ち味を活かして高い弾道で勝負することを忘れずに、切羽詰まった時には何をするのかということを明確にしてやっていきたいです。

――斉藤選手に。V2で通用して、V1に対して通用しなかった部分とは?

斉藤:そうですね、これまでならブロックを抜けて決まるフェイントも相手ミドルが叩き落としてしまいます。ここにV2との差を感じました。

――斉藤選手の攻撃は良かったと思います。

斉藤:高さを活かした攻撃をしようというのは最初から決めていました。そこはある程度通用していたとは思います。もっと気持ちを強く持って明日に臨まないといけないと思います。

――古市選手に。群馬銀行のストロングポイントであるミドルを封じられていた印象です。今日はミドルを使うのが難しかったのでしょうか?

古市:使えない展開ばかりではなくて私の中で選択する回数が少なかったかなと思います。ミドルは使う場面というか、タイミングを考えていかないと効果がありません。明日は修正したいと思います。

――選択しなかったのはなぜでしょうか。相手のプレッシャーを感じた?

古市:相手のミドルも高くてブロックが良いです。ですので、1枚引きつけて両サイドというのをイメージしながらコンビを組んでいました。それでももっと使えたなと、終わってみてから思うところです。

――吉岡主将に。相手のサーブの印象は? 特にショートサーブへの対応について教えてください。

吉岡:こちらのディフェンスを途中から2枚キャッチにしました。守備範囲が広くなったところ後ろが狙われて前も狙われて。私は新井(祥)選手と2人でバックを守っていたんですけど、新井選手がフロントのロ-テーションの時にはその後ろもカバーしてあげようという気持ちがありました。フロントの選手がレシーブをしてから打つというのは体力的にも厳しいところもあるので。そういう面を意識して動いたら逆をつかれたり、ショートサーブを打たれてしまいましたね。

――姫路は昨シーズン3戦して2勝と勝ち越した相手です。1年経ってみての印象は?

吉岡:レフト陣がこの1年でパワーアップしているなと感じています。貞包(里穂)選手などスピードが昨年と全く違っていました。V1で成長したのだと思います。

――明日に向けての意気込みを。

吉岡:どこまで通用するかわからないんですけど、今日やられたところはやり返したいと思います。でも、気持ちだけではバレーができないので、私は冷静に周りを見て声かけをしたりとか、そういう貢献ができれば良いなと思います。

古市:今日0-3で負けてしまったので、明日は攻めるしかないです。スパイカーを活かせる高さだったり、持ち味を引き出せるようなトスワークをやっていけたらと思います。

斉藤:今日の負けはしっかり受け止めないといけないと思います。悪かったところは全員で振り返って、良かったところは継続してできるように頑張っていきたいと思います。

小林:自分が持っている力やチームが持っている力を100パーセント出し切れる状態を作っていきたいと思います。

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