2020-09-03 17:46 追加
姫路 前監督の竹下佳江球団副社長「今後は違う形でバックアップしたい」。Vリーグ初のスコートユニフォームも披露 新シーズン公式会見
姫路 新シーズン公式記者会見
SV女子

ヴィクトリーナ姫路は2日、ホテルモントレ姫路(兵庫県姫路市)で2020-21シーズンに向けた公式記者会見を行った。
会見は2部構成で行われ、第1部は2016年の創部から昨シーズンまで監督を監督を務めた竹下佳江球団副社長、中谷宏大監督、貞包里穂主将が登壇。竹下球団副社長は「チームが創設し、監督としての私の役目はチームの基盤を作ることだと考えていた。多くのスポンサー、後援会、ファンの皆さまの力で、その目標を成し遂げることができたと感じ、後進にあとを託すことにした。今後は副社長として今までとは違った形でバックアップしてきたい」と話した。
中谷監督は、新シーズンのスローガンを「No Limit,Go Upward」と発表。「このスローガンのもと、自分たちの限界を作らず、常に上を見てチームのレベルアップを図り、3年後には優勝できる力を持ったチームにしたい」と決意を表明した。
貞包主将は、「昨年V1リーグに挑戦して力の差を感じた。今年度は新キャプテンとして各選手とコミュニケーションを積極的にとり、一人ひとりの良さを生かしてチームを強くしたい」と抱負を語った。
続いて第2部は、眞鍋政義球団オーナー、橋本明球団社長、吉岡可奈選手、長野有紗選手も登壇。スコートタイプの新ユニフォームが披露された。このデザインはVリーグでは初の試みで、採用の経緯として眞鍋球団オーナーは、「過去に海外チームで見たスコートユニフォームに強く魅力を感じた」と話した。
また、橋本球団社長からは会社の活動や経営状況などについての報告があり、スコートユニフォーム採用の理由について以下の3点を発表した。
(1)プロスポーツにおける男女ユニフォームのデザインの独自性
(2)選手をより美しく
(3)プロ化成功例が少ない『女子団体競技』での成功への強い意志を表現(先進性)
新ユニフォームを着用して登壇した吉岡選手は、「他チームがやっていないことに挑戦するのは嬉しく思う」と感想を語った。
同チームの開幕初戦は10月17日、アダストリアみとアリーナ(東町運動公園体育館/茨城県水戸市)で日立リヴァーレと対戦する。また、シーズン初のホームゲームは10月31日、ヴィクトリーナ・ウインク体育館(姫路市立中央体育館)で久光スプリングスと対戦する。


写真提供:姫路ヴィクトリーナ
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