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会見・コメント

2020-10-27 16:52 追加

久光・アキンラデウォ フォルケ「またチームメイトと一緒にプレーができることをとても嬉しく思っています」 日立・多治見麻子監督「相手のやりたいようにやられてしまった」 V1女子会見

SV女子

●酒井新悟監督

日立さんは開幕戦2試合フルセットで勝っている粘り強いチームです。ディフェンスの部分でその粘り強さに負けないことを目標に今日のゲームに入りました。日立さんの両アウトサイドをどう抑えなくてはいけないかという中で、岩坂とアキンラデウォをミドルに置きましたが、相手のクロスに対してしっかりとタッチを取れて、バックでレシーブができましたし、抜けたボールもリベロの戸江がしっかりとコートの中に収めることができました。うちの勝因の一つかなと思っています。

アキンラデウォが2シーズンぶりに復帰して初戦になります。チームに合流したのが開幕の週で、全然コンビもやっていない状況です。スタメンで使って、セッター井上も合わせるのが大変だったと思いますが、初戦にしてはゲームの中でよくやってくれたのではないかなと思います。まだまだサーブレシーブからの攻撃では使いどころというか、そういうところは井上自身迷っていたところはあったと思うのですが、トランジションの中では100%決まっていますので、ゲームの中で彼女の活かし方であったり、コンビの精度を上げていこうと思っています。

――埼玉上尾から移籍加入のセッター井上美咲選手。高く評価している部分は?

酒井:コートの中をしっかりと動けるセッターだと思っています。トス自体も高いところで捌けるというのも一つ良い点としてありますが、ネット際であったり、Cパスになった時に走ってしっかりトスを上げに行けるというところが、まず彼女の良いところかなと思います。センター線というよりは、サイドに高いところで上げるというのが彼女の特徴だと思います。今日も少しサイドに偏る部分はあったかもしれませんが、相手ブロックを1枚から1.5枚にする力も見えました。ディフェンス面、ブロックでの貢献もたくさんありましたし、そういうところで彼女の気持ちも出ています。良い選手だと思います。

――今シーズンの中川選手について。

酒井:大型選手でありながらサーブレシーブをやってきました。彼女はもともとアウトサイドの選手ですが、うちのチームではブロックの高さで相手のレフトの選手を潰すということで、オポジットのポジションでサーブレシーブをしながら育ててきました。ただ、彼女には大きくて守れる選手ではなくて、大きくて点数を取れる選手になってほしいということで、その要求は常にしています。今シーズンは前衛の時はサーブレシーブから外しています。その分どれだけ彼女が点数を取れるか見てみたいと思っています。今日は守備の部分でも貢献しているところはたくさんあるのですが、やはりもっと点数の取れる選手になってほしいなと思っています。

――長岡(望悠)選手に関しては?

酒井:毎日コンディションをチェックしていますし、いつでも行ける準備はしてくれています。今日は試合の中でたまたま使う場面がなかったということです。

――石井(優希)選手が出場しませんでした。

酒井:ゲームプランとして、今日は井上(愛里沙)、野本(梨佳)で行こうと。対戦相手であったり、自分たちのチームの特徴であったり、レギュラーを固定するのではなくて全員で戦っていくという方向性でやっています。石井の調子は良いです(笑)

――井上(愛里沙)選手の成長の度合いは?

酒井:もともと得点能力の高い選手ですが、決め方が増えたというところがあるのかなと思います。タッチアウトが取れたり、切り込んで中に打てたり、バリエーションもあります。彼女はポジション2に入っていますが、S1ローテーションではライトから打つこともあるわけで、そのライトからの攻撃も幅を持っている良い選手です。

――トータルディフェンスの中で、アキンラデウォ選手の存在は?

酒井:ブロック力がありますし、コミュニケーションも取りやすいので、ディフェンスに関しては心配をしていません。セッターとのコンビに関しては井上(美咲)も今期加入ですし、少し時間がかかるところかと思います。

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