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会見・コメント

2020-11-10 08:00 追加

富松崇彰「逆風を跳ね返す力を僕とヨネが出して、二人でなんとか若手を乗せようとしたのがJT戦でした」V1男子東レ記者会見

SV男子

●篠田歩監督
先週ようやく五連敗を止めてJTに一勝できたんで、この一勝を無駄にしないためにも、なんとしても今週しっかり…今週というか今日、まず勝つことが大事だったと思います。そういうのもあって多分多少…1セット目硬くなってしまったのかなっていうのがありましたけど、2セット目以降は星野を入れてリズムがこっちに戻ってきたんで、そこらへんはよかったなと思っています。今、五連敗して負けが込んでるんで、また明日も大事な一戦になると思うんで今日できなかったところをしっかり修正してまた明日臨みたいなと思っています。

――米山選手を久しぶりにスタートに起用したことと、星野選手と交替したことについて。

篠田:先週JTに勝った一つの要因として、米山を先週の日曜日先発に使ってパスをしっかり返させることによって、しっかりじゃなくても…うちの藤井はBパスでもしっかりクイックが使えるので、まずそこの強みを出すっていう意味で今日も米山を先発で使ったんです。パスはよかったんですけども、相手のプレモビッチ選手に対してブロックがよくなかった。守れていなかったっていうのがあったんで、多少パスを返すことより星野を入れてブロックのほうに重きを置いたっていう、そういうところの意図があって、それがハマって2セット目以降、今日まあまあ決められてしまったと思うんですけどそこで対応できたかなと。それが勝ちにつながったっていうイメージですかね。

――選手もおっしゃってましたが今日勝たないと先週の勝ちは意味がない、明日はもっと大事になるというところで、1セット目とられてそこから取り返していってくれた、明日につながる勝利だったかなと思いますが。

篠田:その通りだと思います。1セット目は守ってはないですけど、不安との戦いというか「これ以上現時点では負けられない戦い」だと…そういう多少の不安が1セット目の硬さを生んでしまったというのもあると思う。新外国人のクリスが入ってまだ3週目のチームなんで、いろいろとまだまだ成長できる要素はいっぱいある。いつものシーズンだったらある程度固めてから試合に臨めるんですけど、今シーズンはコロナ禍で、試合を通しながらチームを作っていかなきゃいけないというところなんで、一週一週ほんとに今はレベルアップしていくのが大事だなと思っています。ただ、その中で勝たないとほんとに意味がないと思うんで、レベルアップしつつしっかり勝利を獲れるようにっていう意識でやっていかなきゃいけないと思ってます。

――どのチームも試合を通して成長していく感じですね。
篠田:新しく外国人を変えたチームにとっては、そうだと思います。今日のFC東京は昨年からやってて、どういうチームかもわかってる。逆にそれこそ名古屋とかうちとか堺とか長野もそうですね、チームの状況…どういうチームなのかまだわかってないところからスタートしてるんでそういう難しさはあるっていうのは感じてますね。

――これまで五連敗だったわけですが、監督自身はそれほど悲観的にならなったんですか。

篠田:いやいや、そんなことないですよ。負けたらちょっとあれっていうのは思いますけど、ある程度はしょうがないなっていうのは割り切ってます。やっぱり日本人選手も大事なんですけど、どれだけ新外国人選手のクリスをフィットさせるのかっていうのも大事だと思います。そこさえフィットしてしまえば、どんどんどんどんチームは乗ってくると思うんですけど。うちの外国人自体もまだ24歳という年ですごい若いので、名古屋みたいなクレクで世界のトップでやってるベテランの選手とは経験も違いますし、そういった意味ではやっぱりチームに馴染ませてあげることが今は大事…。その中でちゃんとパフォーマンスを発揮してもらうっていうのが今はキーポイントになっていますね。

写真:火野千鶴

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