2020-11-22 20:56 追加
東レがKUROBEに3-1で勝ち、負けなしの9連勝。NECは久光をストレートで下し、8勝目 V1女子
V1女子の結果
SV女子
2020-21 V.LEAGUE DIVISION1 WOMEN(V1女子)は22日、ヴィクトリーナ・ウインク体育館(兵庫県姫路市)、E・プラザいしかわ(石川県かほく市)、福岡市民体育館(福岡県福岡市)の3会場で計4試合が行われた。
今シーズン負けなしの東レは前日トヨタ車体をストレートで下し、波に乗るKUROBEと対戦。第1セットから接戦となり、両チームのサイドアタッカー同士の打ち合いとなるが、東レは終盤にセッターを関菜々巳から白井美沙紀に交代し、流れを変えることに成功。25-22でセットを先取した。第2セットも終盤までもつれる展開となるが、KUROBEはセッター小西愛衣のトス回しが冴え、このセットを25-21で奪い返した。第3セット以降もKUROBEは前日も活躍した細沼綾、杉原若葉のミドルブロッカーが機能するなど粘りを見せるが、東レは黒後愛主将の強打やミドルブロッカー・井上奈々朱のフェイント、大野果歩のブロックや速攻などで常に主導権を握り、25-14、25-15とセットを連取。9勝目となり、無敗を守った。
前日試合のなかったNECは福岡で久光と対戦。試合は常にNECペースとなり、山内美咲主将らのサーブで崩し、オフェンスで攻める展開に。サーブレシーブも安定し、古賀紗理那、島村春世らの攻撃でブレイクを重ねた。リズムを変えたいホームの久光は試合中盤から長岡望悠を投入するも、NECの勢いを止めることができず、3-0(25-16、25-13、25-15)でNECが圧勝。8勝2敗となった。久光は前日に続き、ホームゲームで勝利を飾ることができなかった。
ホームで何とか連敗を止めたい姫路は前日KUROBEに敗れたトヨタ車体と対戦。姫路は第2、第3セットを連取し、第4セットもデュースにまで持ち込むが、トヨタ車体・渡邊彩主将にサービスエースを決められ、24-26で落とす。第5セットはトヨタ車体のペースでゲームが進み、姫路も12点まで追い縋るも力尽き、フルセットでトヨタ車体が勝利。トヨタ車体は苦しみながらも3勝目をあげた。
リモートマッチでの開催となった石川では初白星がほしいホームのPFUが埼玉上尾と対戦。第1セットは30点を超える激闘となるが、埼玉上尾が34-32で制した。続く第2セットも競り合いとなるが埼玉上尾が25-21で連取する。第3セット、後がないPFUは堀口あやか主将、アコスタ・ロスランディが奮闘し、25-23で取り返す。しかし、第4セットに入ると、再び埼玉上尾のペースになり、日本代表経験のある内瀬戸真実、吉野優理らの攻撃で一方的な展開に。埼玉上尾が25-13でセットを奪取し、セットカウント3-1で勝利。5勝5敗とした。PFUは来週もリモートマッチのホームゲームとなり、初勝利を目指して28日は日立、29日は姫路と対戦する。
来週は北海道、石川、岡山で試合が行われる。
【順位】(Pはポイント)
1 東レアローズ(9勝0敗25P)
2 NECレッドロケッツ(8勝2敗24P)
3 JTマーヴェラス(8勝1敗23P)
4 デンソーエアリービーズ(6勝3敗20P)
5 岡山シーガルズ(6勝3敗17P)
6 久光スプリングス(5勝6敗17P)
7 埼玉上尾メディックス(5勝5敗16P)
8 トヨタ車体クインシーズ(3勝6敗9P)
9 KUROBEアクアフェアリーズ(3勝6敗7P)
10 日立リヴァーレ(2勝7敗5P)
11 ヴィクトリーナ姫路(1勝8敗4P)
12 PFUブルーキャッツ(0勝9敗1P)
※順位は勝率、セット率が同じ場合、得点率で決定する
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