2020-12-03 12:28 追加
群馬銀行・新井祥「愛(藤原)の思いに応えたい」、藤原愛「コートでは真顔を注意されています」 V2女子会見
V女子
■JAぎふリオレーナ
●髙橋侑里選手
練習してきたことが最初はできていても、最後になるとできなくなってしまいます。どんな状況でも練習した形を出せるようにもっと積み重ねていかなければと思いました。
●唐川愛璃選手
去年から群馬銀行には勝ててないので絶対勝ちたい相手。セットごとに自分たちのチームで良いとき悪い時の波が激しかったので、常に高いレベルでやっていかないと群馬銀行のように安定したチームには勝っていけないと思います。もう少し精度を上げていきたいです。
――唐川選手に。対群馬銀行、トスワークで気を付けたことは?
唐川:群馬銀行さんはブロックが良いチームで高さがあるので、できるだけ2枚きっちりつかれないようにバックアタックもふまえてコンビを組もうと思ったのですが…。どこか弱気な部分が出てレフト・ライトという単調な攻撃になってしまいました。ミドルの本間選手を活かしてサイドに決めてもらえるような展開を作っていかないといけないなと思いました。
――ミドルを使えなかったのはサーブレシーブの問題ではなくて自分の選択の問題?
唐川:相手のミドルブロッカーが高かったので、そこを避けていきたかったというのもあります。でも、使っていかないとサイドも苦しくなると思うので、もっと使っていきたいと思います。
――髙橋選手に。今日のプレーの自己評価を。
髙橋:レシーブで入っていることも多いですし、返球率が良くてもスパイクの決定率を上げるサーブレシーブをしないと。形だけ返っていても、質が悪くては勝ちに繋がらないです。見た感じは返っていても決まっていないというのは質の問題もあるから、そこにこだわって。弱気になって引くのではなくセッターが上げやすいボ-ルを返して、そこから展開をうまく繋げられるような形を作っていきたいです。
――スパイクに関しては?
髙橋:もっと序盤からコースの幅を、1本1本線を引いたら全然違う場所に打てるように幅をつけて打っていかなければと思いました。
――チームを盛り上げるアクションが目を引きました。
髙橋:攻撃の面でそんなに点数が取れるわけではないので、チームの雰囲気を上げたりとか、大きいアクションで喜んだりすると相手チームも嫌ですし。バカになるじゃないですけど、そこは心がけているし、一人でも暗い選手がいたら絶対にチームの良さは出てこないと思うので。新人だから怖がらずにできることはあると思うので、誰よりもアクションをしようと思っています。
――唐川選手に。サーブの成績が良いですが自信を持っている部分は?
唐川:セッターは自分で点数を取れるポジションでないので。唯一自分で点数の取れるサーブでチームに貢献するというか、そこで点数が取れたらチーム的にも楽になるので強気で攻めてはいます。
●椿本真恵監督
ただただ悔しい、そんな感じですかね。
――JAぎふが押している場面も多く、正直押し切るのではとも感じていました。あと1歩、足りないところは?
椿本:どちらのチームも同じような流れでした。たしかに今日は勝てる試合を落としていると思っています。でも、最後にいつもやってはいけないパターンに陥ってしまう。2枚ブロックが付いているところにトスを上げる、Aパスが入っているのにレフト・ライトとか。安全策としてレフト・ライトというのはわかりますが、それじゃ決まらないよね、と。もどかしさというか、勝負に行ってないというか、逃げじゃないかと。今日はそういうバレーだったのかなと思います。
――今年の群馬銀行の印象は?
椿本:個人個人の能力がすごく高いと思うんですね。高さとかパワーとか。セッターがアクシデントということで、新しいセッターがこれまでぴっちりできていたコンビネーションとか、前のセッターが中心になってやってきたことをよく凌いでやっていると思います。今のセッターの技術がさらに向上してコンビも合ってくると、なかなか手が届かないようなところにいるかなと思うので。だから今日勝ちたかったんですよね。
撮影 堀江丈
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