2020-12-07 01:48 追加
JTが岡山をストレートで下し、11勝目。デンソーはKUROBEに3-1で勝ち、9勝目。久光がホームで連敗を止める V1女子
V1女子の結果
SV女子
2020-21 V.LEAGUE DIVISION1 WOMEN(V1女子)は6日、CNAアリーナ★あきた(秋田県秋田市)、とどろきアリーナ(神奈川県川崎市)、SAGAサンライズパーク総合体育館(佐賀県佐賀市)の3会場で年内最終日の計5試合が行われた。
リモートマッチとなった秋田ではトヨタ車体とPFUが対戦。今季、苦戦の続く両チームだが、この試合ではトヨタ車体が外国籍選手(アジア枠、タイ出身)のセッター、グーパート・ポーンプンを先発で起用。一度も交代することなく3セットすべてのトスを上げきり、ストレートで勝利した。
続いて開幕から連勝を続ける首位の東レがホームの日立と対戦。日立は第1セットをデュースの末奪うも、第2セット以降、流れは東レに。3-1で東レが勝利し、無傷のまま13連勝で年内のリーグ戦を終えた。
1試合が行われた川崎ではデンソーとKUROBEが対戦。第1セット、デンソーはプラマー・キャサリンにボールを集め、25-20で先行する。第2セットはKUROBEのリー・シモーンのスパイクや今季からミドルブロッカーに転向した杉原若葉のブロックが冴え、接戦の末、KUROBEが25-23で奪取する。第3セットもレシーブで粘って攻撃につなげるKUROBEに対し、デンソーは経験豊富な森谷史佳主将、鍋谷友理枝を投入。競り合いとなるが、デンソーが25-23で逃げ切った。第4セット、デンソーは森谷、鍋谷をスタートから起用。奥村麻依の連続ブロックや工藤嶺の多彩な攻撃などで各選手が自身の強みを発揮。選手層の厚さを生かした川北元監督の采配が光り、3-1でデンソーが勝利した。デンソーは現在、9勝4敗で4位。
佐賀ではホームで連敗を止めたい久光が埼玉上尾と対戦。久光はベテラン・岩坂名奈がブロックやサーブで活躍。同じくベテランの石井優希の緩急ある攻撃や、戸江真奈主将の堅実な守備など攻守で奮闘した久光が3-1で勝利。連敗を「3」で止めた。
佐賀の第2試合は昨シーズンの決勝カードJT対岡山の1戦となった。第1セットはデュースにもつれ込み、30点を超える激闘となったが、JTがドルーズ・アンドレアや途中出場の橘井友香らの活躍で34-32で先取した。第2セットは25-9とJTが圧倒的な強さを見せ、第3セットもリベロ・小幡真子主将を中心とした守備からドルーズ、田中瑞稀らの攻撃につなげる展開で25-17。JTが1レグ同様、岡山をストレートで下し、11勝目となった。JTは現在、東レに次いで2位となっている。
年内のリーグは6日で終了。12月は11~13日、19・20日に東京で「令和2年度天皇杯・皇后杯全日本バレーボール選手権大会ファイナルラウンド」が開催される。リーグ再開は来年1月9・10日となり、この週は岡山の1会場で1日2試合が行われる。
【順位】(Pはポイント)
1 東レアローズ(13勝0敗37P)
2 JTマーヴェラス(11勝2敗32P)
3 NECレッドロケッツ(10勝3敗31P)
4 デンソーエアリービーズ(9勝4敗28P)
5 岡山シーガルズ(7勝6敗19P)
6 久光スプリングス(6勝7敗20P)
7 埼玉上尾メディックス(6勝7敗19P)
8 トヨタ車体クインシーズ(4勝9敗13P)
9 KUROBEアクアフェアリーズ(4勝9敗11P)
10 日立リヴァーレ(4勝9敗10P)
11 ヴィクトリーナ姫路(2勝11敗8P)
12 PFUブルーキャッツ(2勝11敗6P)
写真:(C)V.LEAGUE、堀江丈
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