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会見・コメント

2020-12-10 16:55 追加

NEC・山内美咲主将「ホームで2勝できたことは大きい」、デンソー・工藤嶺「相手に対策された上での決め方を考えたい」 V1女子会見

SV女子

●金子隆行監督

デンソーさんと試合するにあたってサーブがひとつの鍵になると考えていました。1セット目はミスから先行する形になってしまったので、若干こちらのサーブのクオリティが低かったのですが、2セット目以降もう一度しっかり自分たちのサーブを打っていこうという意識を持たせた結果、サーブが走ることによって自然といいリズムのバレー展開ができたかなと思います。こういった試合を常にできるようにもう一度サーブの重要性だったり、そこからブロックディフェンスでオフェンス展開というのを精度を上げていけるように頑張っていきたいと思います。

――今日は第2セットで山内選手と山田(二千華)選手を投入してからチームの雰囲気やリズムがよくなった印象でしたが、投入の意図と両選手の評価をお願いします。

金子:1セット目でミドルを使うケースもありましたが、それが直接いい効果を出せていない状況が続いていたので、山田のブロック力を活かしていきたいというところで2セット目は投入しました。その結果、彼女がブロックで存在感を出してくれたので、チームの雰囲気を変えてくれたかなと思います。山内に関してはサーブレシーブが安定していたので、チームのリズムが落ち着く展開が作れたというところが非常によかったです。

―― 昨日の姫路戦で勝ちはしたものの気の緩みや隙があったとおっしゃっていましたが、その点に関しては今日の試合はどう評価されますか?

金子: 昨日の試合後に「ちょっと淡白すぎる展開が多いよね」という話は選手たちにはしました。先週デンソーさんに負けているわけだから、そういったところをもう一度粘り強くプレーしていこうというところで、リベロの小島(満菜美)が落ちそうなボールを上げてくれたり、そういったつながる展開を多くできたので、昨日に比べてうちらしいバレーができるシーンが多かったのかなと思います。

――第1セットがうまくいかなかった要因はどのようなことだったと思いますか?

金子:第1セットはこちらが足が止まっていたり、バタバタする展開が多かったので、落ち着きを取り戻す意味でも今までやってきたフォーメーションに戻して、やりやすい状況にしました。デンソーさんも今日の試合が本来の力だったかというと、そうではないと思うので、1セット目はうちのチームに硬さがあったのが原因かと思います。

写真:堀江丈

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