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会見・コメント

2020-12-15 21:28 追加

JT・小幡真子「調子が悪い時もできることはあるとみんなに話した」、デンソー・井上琴絵「チーム全体のディフェンス力をもっと高めたい」 皇后杯準決勝選手コメント

SV女子

■JTマーヴェラス

●小幡真子主将

自分たちの波が激しくてフルセットまで行ってしまった。相手セッターがこちらのコートを見ながら攻撃の振り分けをしている感じがしたので、相手がそういう状況にならないようにもう少しサーブを攻めていけたらよかった。サイドアウトはとれていたと思うので、もう少し自分たちが攻撃したいところにできるような1本目を供給すべきだった。

――相手セッターが途中から変わったが…?

小幡:珠己(松井)とは日本代表で一緒にやっているので、相手ブロッカーをよく見ながらミドルをうまく使える選手だと思っていた。 それでいて、ツーアタックもあるので、Aパスになったらミドルを使ってくるとなるとやはり敵側から見ると嫌なセッターだなという印象。

――勝ち切れた要因は?

小幡:4セット目はみんな焦って点をとりにいこうという雰囲気が流れていた。16点目以降に「調子が悪い状態でもできることはあるよね」という話をして、そこでモヤモヤしていた人も吹っ切れたのかなと。そこがターニングポイントだったと思う。

――決勝はどう戦うか?

小幡:6年間JTにいて、この大会は3回戦まで進めたのも今回が初めて。決勝の舞台は初めてなので、そこでコートに立てることにまず感謝することと、コロナ禍の中、東京まで来て、感染対策をしながら運営してくれている役員さんたちにも感謝をしたい。勝ち残るのは男女含めて選ばれし4チームだと思う。(第1試合が終わった時点で)まだ東レと岡山のどちらが対戦相手になるかわからないが、どちらが相手でも「私たちは常にチャレンジャーだね」といつも言っているので、精度を上げてしっかり戦っていきたい。

●林琴奈選手

粘り勝ちできたのはよかったが、自分自身はスパイクでドルーズ(アンドレア)選手に頼ってしまったところがあった。もう少しスパイクの打てるコース幅を広げて決定率を上げていきたい。 チームとしてはディグがあまり上がっていなかったが、最後にしっかり粘って勝ち切れたことはよかった。

――接戦で勝ち切れた要因は?

林:コートの中の選手だけでなく、それ以外の選手も途中出場で活躍したり、 コートの外から声を出したりしていた。コートの中の選手もコミュニケーションを取って最後までしっかり粘り、気持ちがプレーに出たのではないかと思う。

――昨シーズンよりスパイクの打数も増えているが、自身の役割の変化などは?

林:あまり変わっていないと思うが、サーブレシーブをしっかり返す、 スパイクは3枚のところに入っているので、 相手ブロックが1枚になったときにしっかり決めきる。 つなぎの部分で中心となり、粘りのあるバレーをすることなどが役割だと思っている。

――決勝戦に向けて。

林:相手どうこうではなく自分たちの中の精度であったり、課題を修正すればもっといいバレーができるのではないかと思うので、この1週間で課題を少しでも克服したい。

写真:坂本清、堀江丈

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