2020-12-16 14:08 追加
東レ・石川真佑「昨季より成長した手応えを感じる」、岡山・川島亜依美主将「若い選手たちがチームに勢いをつけてくれたのは収穫」 皇后杯準決勝選手コメント
皇后杯準決勝 東レ対岡山 囲みコメント
SV女子
12月13日に武蔵野の森スポーツプラザにてリモートマッチで行われたバレーボールの令和2年度皇后杯ファイナルラウンド・準決勝第2試合・東レ対岡山の試合後の選手コメントをお届けする。
東レ 3(25-18、25-16、25-22)0 岡山
■岡山シーガルズ
●川島亜依美主将
リーグの方でもトップを走っている東レさんとの試合。うちがいいリズムになる時間もあったが、東レさんの攻撃力、高さについていけていない部分もあった。この大会で収穫もあったので次に生かしていきたい。
――試合中にキャプテンから何か声をかけたりは?
川島:それぞれが思い切ってやっていこうと話した。
――今後の目標は?
川島:私たちはまだまだこれから強くなっていくチームだと思うので、若手・中堅・ベテランの力を結集し、しっかり強いチームになっていきたい。勝負どころの1点が取りきれないことが多く、チームでの点の取り方が大事になってくると思うので、そこを大切にやっていきたい。
――この大会での収穫は具体的にどんなところ?
川島: 長瀬(そら)や古川(あおいアン)といった若い選手が今までより長い時間コートに立ち、チームに勢いをつけてくれたことがいちばん大きいと思う。
――ご自身は途中交代でコートに入ることが多かったが、どんなことを意識して戦ったか?
川島:若い選手は苦しくなった時に引いてしまうこともあるが、そういう時に私であったり、丸山(亜季)など年齢の高い選手が強気の姿勢を周りに発信していくようにということは心がけてやっていた。
――東レに対して難しかったところは?
川島:私たちはブロックとレシーブの関係で粘り強さを出しているが、自分たちの練習にはない高さのある攻撃だったり、黒後(愛)選手や石川(真佑)選手の巧さのあるスパイクというものに目が慣れていない。東レさんは想像を超えるようなボールが多く、それで焦ってしまう部分があったので、そういう部分は今後練習をしながら慣らしていきたいと思う。
●宇賀神みずき選手
東レさんの勢いにおされ、うちのリズムに持っていけなかったり、しっかり打っていけなかった。
――第3セットは接戦だったが…?
宇賀神:自分は第3セットは出場していないが、相手がチャンスをくれた場面が何度かあったので、その時に自分たちが1点1点を取るようにしっかりやるべきだった。
――年明けからのリーグをどう戦うか?
宇賀神:シーガルズは外国人選手がいない中、全員バレーで戦っていくチームなので、全員で1点を取りに行くことをもう一度やっていきたい。攻撃面では真っ向勝負では互角に戦えないので、セッターとスパイカーが連係し、決まる攻撃を1点ずつしっかりできるように取り組んでいきたい。
――河本(昭義)監督が昨日の試合の後で「宇賀神選手は何か掴みかけている」と話していたが、ご自身の手応えは?
宇賀神:自分自身が「行くぞ!」とか意気込むと逆に空回りしてしまうタイプなので、自分たちがやるべきことは考えるが、それ以外は余計なことは考えずに集中してプレーできているとは思う。
――昨シーズンに比べて、ご自身の中で違うと感じる部分は?
宇賀神: 個人的に調子が悪い時でも、チームが勝つために自分がやるべきことをやりきることができる時間が増えたのかなとは感じる。
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