2021-01-04 19:10 追加
石川祐希が新年の抱負を漢字一文字「希」と表現。「昨年世界中が厳しい状況だった中、アスリートとして希望の種となりたい」
石川祐希会見コメント
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バレーボール日本代表エース石川祐希(イタリア1部リーグセリエAミラノ所属)が4日、オンライン記者会見を行い、リーグ後半戦に向けてや、2021年の抱負を語った。
イタリアは新型コロナウイルスが猛威をふるい、試合が度々延期になっている。石川自身も昨年12月に感染したが、28日に陰性になったことを報告していた。4日にはヴェローナと対戦し、1-3で敗れている。
まだ味覚嗅覚は戻っておらず、時々咳も出るが、パフォーマンスには影響はないと語った。陽性判定をうけてから、3日ほど最高で39度の高熱が出て、改めて「かかるべきではない、予防するべきだと思う」。
新年の抱負として漢字一文字で表すと「希」だと発表。石川祐希の「希」でもあり、昨年世界中が厳しい状況になった中で、今年はアスリートとして希望のためになりたいという気持ちを込めたという。
今年7月に行われる予定のオリンピックについて、「もちろんやれるならやってほしい。アスリートとしてその舞台でプレーするのは夢」だとしつつも、「開催についての判断はとても難しいものだと思う。実際に感染して症状が出た身からすると、『健康』を最優先に考えて判断してもらいたい」と複雑な胸中をのぞかせた。
1ヶ月弱試合がない状態で臨んだため、昨日の試合はまだ「試合勘」が取り戻せなかったという。昨日もセッター対角に入ってプレーし、数字上はそれほど悪くない結果を上げたが、「こんな状況の時はどうするべきなのか」といったことを、まだ完全には取り戻せていないという。
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