2021-01-12 17:11 追加
東福岡・柳北悠李「自分が決めてやろうとずっとトスを呼んでいた」、藤元聡一監督「試合に出ていない3年生が柳北を支えた」 春高優勝会見男子
高校バレー 男子
――監督と川波キャプテンに。この1年コロナの影響で練習もままならなかったと思いますが、その中でどのような工夫をしてチームを作ってきたのか、苦労された点などを教えてください。
藤元:3月末頃から部活に制限があり、4月4日から5月20日までは休校期間となり、万全にできたのは6月に入ってからなので、約2か月強くらいの間、部活動として普通に取り組むことができませんでした。その中でいち早く3月の下旬にはZoomでのトレーニング、ミーティング等を導入し、朝集合して、私からの言葉を出して、そしてトレーニングに移り、昼食を挟んで、各自近くの公園などでボール練習をしていました。
川波:部活ができなくなってから集まることができなかったので、Zoomでのトレーニングや各自でのボール練習をしていました。1年生は何もわからない状態だったので、1年生によく連絡をして、わからないことはないか聞いてアドバイスなどをしていました。
――柳北選手に。難しい状況の中、モチベーションを保つのが大変だったと思いますが、それをどのように保ち、どんな思いで最後の大会に臨んだか教えてください。
柳北:コロナで部活ができない期間に体重が増え、部活が始まって集合した時にみんなから怒られました(笑) しっかり自分で管理をしようと思ったのですが、一人では難しく、同級生の3年生部員が力を貸してくれて、今こうして日本一がとれたと思います。
――近藤選手、坪谷選手に。決勝戦の相手、駿台学園は機動力のあるチームだったと思いますが、エースの柳北選手がいる中でどういう試合展開を予想して戦いましたか? また、最後にチームを引っ張った柳北選手の姿は後輩のお二人の目にどう映っていましたか?
近藤:準決勝まで自分たちは悠李さんに頼ったバレーになっていたので、絶対マークされると思い、速攻をどんどん使っていこうと話し合っていました。でも、自分がトスミスなどもあり、スパイカーを生かせなかったりして、結局は悠李さんに頼ってしまいました。そこで悠李さんがブロックが2、3枚来ても決めてくれて、すごく頼れるエースだったので、この試合に勝つことができたと思います。
坪谷:悠李さんにマークがつくのは最初からわかっていたので、その中で自分たち1・2年生がどのくらいトスをもらって決められるかが勝負だと思っていました。でも、結局は悠李さん頼みのバレーになってしまって、それでもマークがついても悠李さんは決めきっていて、これが3年生の姿だなと思いました。それを来年は自分たちができるようにしようと思いました。
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