2021-01-16 22:26 追加
東レが岡山をストレートで下し、14連勝。JT対NECの上位対決はフルセットの末、NECに軍配 V1女子
V1女子の結果
SV女子
2020-21 V.LEAGUE DIVISION1 WOMEN(V1女子)は16日、ウィングアリーナ刈谷(愛知県刈谷市)、ヴィクトリーナ・ウインク体育館(兵庫県姫路市)、ジップアリーナ岡山(岡山県岡山市)の3会場で計5試合が行われた。9・10日の試合が中止(延期)になったため、年明け初のリーグ戦となった。
刈谷会場は既報の通り、デンソーの選手2名が新型コロナウイルス感染のため欠場となり、ホームのトヨタ車体対デンソーの試合が中止(延期)に。リモートマッチで日立対KUROBEの1試合のみが行われた。10位で昨年のスケジュールを終え、何とか順位を上げたい日立は各セット競り合いとなるも、上坂瑠子、オクム大庭冬美ハウィ、入澤まいらの活躍でストレートで勝利し、8位に浮上した。
姫路会場は2試合ともフルセットの白熱した試合となった。第1試合はホームの姫路が久光に2セットを先取されるも逆転し、田中咲希、松本愛希穂のスパイクや佐々木千紘のサービスエースなどで久光を振り切り、激闘を制した。姫路は3勝目。
続くJT対NECは現在2位と3位の好カードとなった。昨年末の皇后杯優勝のJTと皇后杯でそのJTに敗れたものの、リーグの1レグでは勝っているNEC。この試合もお互いに譲らない展開となったが、第4セット以降はネリマン・オズソイと曽我啓菜が安定した活躍を見せ、第4、5セットを連取。NECが大接戦を勝ち切った。両チームは11勝3敗3ポイント、勝率0.79で並んでいるが、セット率の差でJTが2位となっている。
岡山ではホームの岡山が、昨年末の皇后杯決勝でJTに敗れたものの、リーグでは全勝中の東レと対戦。岡山はつい6日前に春高バレーの決勝戦を戦っていた中本柚朱(大阪国際滝井高)など内定選手が登場し、スパイクも決めて、会場を沸かせた。しかし、試合は東レペースで進み、ヤナ・クラン、石川真佑らがパワフルなスパイクで攻め、ストレートで勝利。無傷の14連勝となった。
岡山会場の第2試合は埼玉上尾とPFUが対戦。第2セットはPFUが高相みな実、堀口あやか主将らの活躍でデュースの末奪うも、それ以外のセットは埼玉上尾のペースで展開。山岸あかね主将、内瀬戸真実の好守備やジョセフ・シャイナ、吉野優理らの攻撃で得点を重ね、3-1で勝利。昨年末の7位から5位に順位を上げた。
17日も同じ会場で、中止となったデンソー対日立の試合を除く計5試合が行われる。
【順位】(Pはポイント)
1 東レアローズ(14勝0敗40P)
2 JTマーヴェラス(11勝3敗33P)
3 NECレッドロケッツ(11勝3敗33P)
4 デンソーエアリービーズ(9勝4敗28P)
5 埼玉上尾メディックス(7勝7敗22P)
6 岡山シーガルズ(7勝7敗19P)
7 久光スプリングス(6勝8敗21P)
8 日立リヴァーレ(5勝9敗13P)
9 トヨタ車体クインシーズ(4勝9敗13P)
10 KUROBEアクアフェアリーズ(4勝10敗11P)
11 ヴィクトリーナ姫路(3勝11敗10P)
12 PFUブルーキャッツ(2勝12敗6P)
素材提供:(c)V.LEAGUE
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