2021-01-30 21:17 追加
東レ、ホームでフルセットの末にNECを破り、17連勝。久光もホームで日立に勝利 V1女子
V1女子の結果
SV女子
バレーボール2020-21 V.LEAGUE DIVISION1 WOMEN(V1女子)は30日、ウカルちゃんアリーナ(滋賀県立体育館/滋賀県大津市)、グリーンアリーナ神戸(神戸総合運動公園体育館/兵庫県神戸市)の2会場で計4試合が行われた。既報の通り、おおきにアリーナ舞洲(舞洲アリーナ/大阪府大阪市)で予定していたJT対埼玉上尾の試合は埼玉上尾の選手に発熱者が出て、新型コロナウイルスのPCR検査の結果待ちであったため、中止に。その後、発熱した選手は陰性であることが判明した。
滋賀会場の第1試合は、新型コロナウイルスに感染した選手がいたため欠場していたデンソーが復帰し、姫路と対戦。デンソーにとっては年明け初の試合となったが、キャサリン・プラマーの攻撃や鍋谷友理枝のサーブなどで攻め、3-1で勝利した。
滋賀会場の第2試合はホームの東レがNECと対戦。上位同士の好カードとなった。第1セット、第2セットはNECがサーブで攻め、レシーブで粘り、テンポの良いバレーを展開。2セットとも25-19で連取した。第3セット、後がなくなった東レはセッターを関菜々巳から白井美沙紀に交代。接戦となるがリードを保ち、25-23で1セットを奪い返す。第4セットも同じメンバーでスタートし、一進一退の展開となるが、東レはベテラン・井上奈々朱のブロックなどでリードし、25-22でこのセットも連取する。最終セットも両チームとも攻守で譲らない展開となるが、最後はヤナ・クランがスパイクを決め、東レがフルセットの激闘を制した。東レは開幕から負けなしの連勝を守り、17連勝となった。
兵庫では、ホームの久光が日立と対戦。第1セットを今村優香のスパイク、荒木彩花のブロックなどの活躍で25-23で久光が先取するが、第2セットは入澤まいのサーブなどで攻め、日立がリードする展開に。しかし、久光は途中交代でコートに入った石井優希の活躍で逆転し、デュースの末、28-26でセットを連取する。
第3セットは日立のセッター・小野寺友香が多彩なトスワークを見せ、追い上げる久光を振り切って25-20で取り返し、第4セットも日立がリードするが、久光はリベロ・戸江真奈主将の好レシーブと石井優希のスパイクで逆転。25-23でセットを奪取し、ホームゲームを勝利で飾った。
兵庫会場の第2試合は岡山とトヨタ車体が対戦。渡邊真恵、金田修佳らの活躍で岡山が2セットを先取すると、トヨタ車体は鴫原ひなた、藪田美穂子のパワフルなスパイクなどで25-21で第3セットを取り返す。しかし、第4セットは再び岡山のペースとなり、内定選手の中本柚朱(大阪国際滝井高在学中)も活躍して25-17でセットを奪い、セットカウント3-1で岡山が勝利した。
31日は大阪で1試合、滋賀で2試合が行われ、兵庫では久光のホームゲーム(久光対トヨタ車体)の後に、1月10日に中止となっていた試合(岡山対日立)の代替試合が行われる。
【順位】(Pはポイント)
1 東レアローズ(17勝0敗48P)
2 NECレッドロケッツ(13勝4敗40P)
3 JTマーヴェラス(12勝3敗36P)
4 デンソーエアリービーズ(10勝4敗31P)
5 岡山シーガルズ(10勝7敗28P)
6 埼玉上尾メディックス(9勝8敗28P)
7 久光スプリングス(8勝10敗27P)
8 トヨタ車体クインシーズ(6勝11敗19P)
9 日立リヴァーレ(5勝11敗13P)
10 KUROBEアクアフェアリーズ(4勝13敗11P)
11 ヴィクトリーナ姫路(3勝15敗10P)
12 PFUブルーキャッツ(2勝13敗6P)
写真:黒羽白
同じカテゴリの最近の記事
- JOC杯中学バレーが開幕。川合俊一会長が「世界で対等に戦う石川祐希や髙橋藍らが育った大会。勝っても負けてもプラスになる」と選手を激励 [Others] / 2024.12.26
- 東レ滋賀 花岡千聡(金蘭会高)と結束美南(習志野高)の内定を発表 SV女子 [SV女子] / 2024.12.25
- 岡山 永井知佳(敬愛大)の内定を発表 SV女子 [SV女子] / 2024.12.24
- サントリーが大阪Bにストレートで勝利し、優勝。MVPに髙橋藍 天皇杯決勝 [SV男子] / 2024.12.22
- 姫路が初優勝。2セットダウンからフルセットの激闘を制す。MVPに井上愛里沙 皇后杯決勝 [SV女子] / 2024.12.21
コメント
Sorry, the comment form is closed at this time.