2021-02-06 12:08 追加
日立・野中瑠衣「岡山の攻撃展開が速く、思うような攻撃をできなかった」 V1女子会見
2021/1/31 岡山vs日立 会見(日立)
SV女子
2021年1月31日にグリーンアリーナ神戸(神戸総合運動公園体育館/兵庫)で行われた2020-21 V.LEAGUE DIVISION1 WOMEN、日立リヴァーレの記者会見コメントをお届けする。
1月31日 岡山 3(25-16、25-22、18-25、25-21)1 日立
●上坂瑠子選手
先週のNEC戦から自分たちはいい試合を取りきれずにサーブを攻めて、ブロックで仕留めるというというのが自分たちのバレーで、そこまでは良いのですが、勝ち切れないのが自分たちの課題です。岡山さんのバレーの速さに対応ができなかったので、そこはもっと早い段階で対応して、自分たちのバレーができれば良かったです。来週頑張っていきたいと思います。
●野中瑠衣選手
上坂選手も言っていたように、先週のNEC戦から粘り強くやりながらセットを取り切れなかったり、最後ちょっとしたミスからセットを取られてしまうのがチームとしての課題なのでそこを修正しながらやっていきたいと思います。個人としては、自分の役割を出し切れていないところがあるので、練習して高めていきたいと思います。
――2人のコートの中での役割は?
上坂:ほかのチームと違ってサイドに外国人選手がいない分、最後は(サイドに)託されることが多いので、そこでどこまで決められるかが勝敗を分けると思います。自分はサーブレシーブやディグに参加している分、そこで1本目を繋いで取り切れる選手にならないといけないのですが、サーブレシーブで狙われるケースが多く、どれだけ崩れずに終盤決め切れるかが自分の課題なので、みんなに託される選手になりたいです。
野中:日立のオポジットとしてはレシーブも攻撃もできないといけないと思います。自分のアピールポイントはそこだと思うのですが、まだかみ合っていない部分や、崩れてしまったり、守備でもみんなに助けられている部分あります。点数の取り方としても引き出しが少ないので、練習や経験を重ねて実力をつけていきたいです。
――上坂選手に。序盤サーブで狙われ、劣勢状況が続く中、第3セット途中までコートの中にいて、どのようなことを考えていたか?
上坂:1セットの最初から私をサーブで狙ってきていて、崩されてハイセットにされるというケースが多かったです。自分が1本目を返さないと3、4枚で攻撃できないので、攻撃よりも1本目に集中していました。間や前後に揺さぶられるのが苦手なので、そこは克服していかないといけないと思います。
――2人に。攻撃の準備はしている中、バックアタックの本数が少なかったのは?
上坂:チームの中で減らすとは言っていませんが、シーガルズさんの攻撃が速いので、そこで遅れて(スパイクに)開けずにコンビが崩れてしまうケースが多かったです。崩れてハイセットが多く、4枚攻撃ができなかったのは課題として残っています。バックアタックの精度を高めれば、セットを上げてもらえるようになると思います。
野中:シーガルズさんの攻撃展開が速く、日立が思うような攻撃を展開できませんでした。コンビもなかなか使えない状況を変えられなかったので、バックアタックも少なかったのかなと思います。1レグのデンソー戦あたりから自分もバックライトのアタックをやっていて、トヨタ車体戦でも使っていたのですが、フロントで決まっていないとバックライトに上がる可能性は少ないと思います。レフトに偏ってしまうところで勝負所はレフトでというところはチームとしてあるのですが、その前の段階でもっと決めていかないとチームとして勝ち切れないですし、ポイント差がついてしまうと思うので、攻撃力をつけてバックアタックも使っていきたいと思います。
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