2021-02-11 19:16 追加
埼玉上尾・マルコス監督「山崎のの花は、例を挙げるならリカルドのような戦術理解力がある」 V1女子会見
SV女子
■2月7日(日立戦)
●山岸あかね主将
まだファイナルステージに行ける可能性があります。残りの試合を全て勝たなくてはいけない状況で、チームとしてはちょっとプレッシャーもあったと思うんですけど、しっかりストレートで勝ち切れたので良かったと思っています。もう1戦残っているので、そこに向けて修正できるところはしっかり修正して、来週、勝てるように頑張っていきたいと思います。
●吉野優理選手
全員の1戦1戦に対する気持ちが強いので、こういう良い結果になっていると思います。来週のNECさんとの試合にも勝ち切って上位4チームに残れるように頑張りたいと思います。
――山岸主将に。プレッシャーもあった、とはチームにそういう雰囲気が出ているのでしょうか? それとも自分が感じていることですか?
山岸:チームは少しずつ成長しているのですが、なかなか勝てない試合が続いていた時もありました。4強がやっと見えてきたというところで、個人的に少し感じるものはありました。
――埼玉上尾は着実に強くなっていると感じます。具体的はどういったところに成長を感じますか?
山岸:マルコス監督とは(前監督の吉田敏明氏とタイプが違うので)、初めの頃はコミュニケーションの取り方などに戸惑うときもありました。そんな中でも、監督が熱心に細かいところまで指導してくださるので、そういうところをしっかり選手の中で取り組んでやっていったことがチームの成長に繋がったのかなと思います。
――埼玉上尾の選手からも、対戦相手のコメントからもマルコス監督の作戦能力の高さが窺えます。
山岸:緻密なところがあります。特にサーブのことに関して細やかな指示が出ていて、そこにきちんとサーバーが対応しているところは見ていて、(リベロはサーブを打たないので)すごいなと感じています。
――吉野選手に。常に安定したプレーをされていますが、開幕から今に至るまでの調子、手応えは?
吉野:監督が変わったり、新体制になるなど変化もあり、パフォーマンスを上げようと思っても、なかなか上がらない時期もありました。試合を重ねるごとに自分の中で割り切りができるようになっているのが、今の決定率や安定したプレーに繋がっているのかなと感じます。
――割り切るというのは?
吉野:3年目になって相手も対策をしてきます。そこであまり深く考えすぎないというか、そのときに来たボールをどうするか、今の目の前のプレーに集中してやるようになったら、調子も上がってきました。そういう意味で「割り切って」やっています。
――吉野選手は視野の広いプレーヤーだと思いますが、まずは自分のプレーにフォーカスしていると?
吉野:まずは自分のプレーをしっかりやらないとチームが勝つことに繋がらないと思っています。そういう部分(視野、判断)も意識しつつ、自分のプレーにも徹して、良い数字を出したいと思っています。
撮影 堀江丈
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