2021-02-13 22:37 追加
4強最後の椅子を争うデンソーが岡山にフルセットで勝利 V1女子
V1女子の結果
SV女子
バレーボール2020-21 V.LEAGUE DIVISION1 WOMEN(V1女子)は13日、E・プラザいしかわ(石川県かほく市)とベイコム総合体育館(尼崎市記念公園総合体育館/兵庫県尼崎市)の2会場で計3試合が行われた。
既報の通り、石川ではPFU対KUROBEの試合が中止となり、日立対姫路の1試合のみが行われた。レギュラーラウンド最終戦となった姫路は、今季好調の田中咲希や荒谷栞のブロックなどでリードし、第1セットを25-15で先取する。第2セットから第4セットまでは競り合いとなり、両チームともアウトサイドヒッターにボールを集めるが、第2セット、第4セットは日立が上坂瑠子らの活躍でどちらも25-22で奪取し、第3セットは姫路が粘り強いバレーを展開して25-21で獲ったため、試合はフルセットに。第5セットに入ると日立は入澤まいの連続ブロックなどで先行し、オクム大庭冬美ハウィ、上坂らもスパイクで得点。15-9でセットを奪い、フルセットで勝利した。日立は14日のPFU戦の勝敗にかかわらず、勝率でレギュラーラウンド8位が確定。5~8位決定戦に出場することが決まった。
兵庫では東レ、NECとともに既にセミファイナル進出を決めているJTがホームゲームでトヨタ車体と対戦。JTはセッター籾井あきのトスワークが冴え、第1セットを25-17で先取。第2セットはJTのドルーズ・アンドレア、トヨタ車体のソロカイテ・インドレの両外国人の打ち合いとなり、競り合うが、終盤でJTが抜けだし、25-22で連取する。
第3セットはトヨタ車体が荒木絵里香のブロックなどで応戦するも、JTのリードで試合が進み、芥川愛加の攻撃などで25-21でこのセットも奪取し、JTがストレートで勝利した。
兵庫の第2試合はデンソーと岡山が対戦。両チームとも4強最後の椅子を獲得する可能性が残る中、フルセットの激闘となった。デンソーは先週のJT戦同様、2セットを先取しながら、第3、第4セットを岡山に奪い返される。岡山は渡邊真恵がサーブで崩し、粘り強いバレーを展開してフルセットに持ち込むが、最終セットはデンソーのプラマー・キャサリンや東谷玲衣奈の攻撃が決まり、デンソーが15-10でこのセットを奪取し、3-2で接戦を制した。この結果、岡山の5~8位決定戦行きが決まった。
14日の最終日はデンソーと4強入りを争う埼玉上尾が石川会場でNECと対戦。デンソーは兵庫会場で久光と対戦する。デンソーはこの試合に勝てば埼玉上尾の結果にかかわらず、セミファイナル進出が決定。また、埼玉上尾とデンソーがともに敗戦の場合もデンソーが4位となるが、デンソーが久光に負けて、埼玉上尾がNECに勝った場合は埼玉上尾がセミファイナル進出となる。
【2月13日現在の勝率による順位】
1位:東レアローズ 100.0(20勝0敗)
2位:JTマーヴェラス 84.2(16勝3敗)
3位:NECレッドロケッツ 78.9(15勝4敗)
4位:デンソーエアリービーズ 61.1(11勝7敗)
5位:埼玉上尾メディックス 57.9(11勝8敗)
6位:岡山シーガルズ 52.4(11勝10敗)
7位:久光スプリングス 50.0(10勝10敗)
8位:日立リヴァーレ 30.0(6勝14敗)
9位:トヨタ車体クインシーズ 28.6(6勝15敗)
10位:KUROBEアクアフェアリーズ 20.0(4勝16敗)
11位:ヴィクトリーナ姫路 19.0(4勝17敗)
12位:PFUブルーキャッツ 18.8(3勝13敗)
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