2021-02-19 06:00 追加
東レ・黒後愛主将、小川愛里奈「今日はどうしても勝ちたい、負けたくないという気持ちが強かった」V1女子会見
SV女子
――白井選手に。コートチェンジになった時に一番前で待ち構えているが?
白井:常にタイムの時とかも誰よりも最初に迎えたいという気持ちはありました。コートチェンジの時はどうしても荷物を持つので遅れて後から「ナイス!」というのをやっていました。(黒後)キャップから、それではダメで、常に帰った時に美沙紀さんが先にいてほしいと言われ、先週から24点目になったら1個荷物を持って監督よりも早く向こうのコートに行くという役割を頂きましたので、それをしています。
コートチェンジの時は私だけですが、タイムアウトの時はベンチの選手たちが自分が最初に行くという気持ちを持っていて、今は出る箇所が2か所になるなど狭くなっています。タイムアウトの瞬間、誰が最初に行くか競争しているぐらいの今までになかったベンチワークができていて、そこも勝因の一つだと思っています。
――石川選手に。白井選手が一番前に構えている効果は?
石川:はい…(笑)。美沙紀さんも言っていたように、タイムアウト、セット間でベンチのメンバーが迎えてくれます。自分の中でうまくいかなかったり、いい時があって、自分の中でぐちゃぐちゃになっているときでも声をあげて、盛り上げて迎えてくれます。そこで気持ちが楽になれるので、嬉しいなと思います。
――黒後選手が白井選手を任命したことについて。
黒後:美沙紀さんの元気の良さというか、チームでは元気隊長と呼ばれているので。セット間のチームの雰囲気について自分としても美沙紀さんを頼りにしているので、元気隊長に頼みますと託しました。
――黒後選手に。第3セットの31点目を決めるまでにトスがなかなか上がってこない状況で得点を決めた時に笑顔ではなく「よしっ」という顔だったが心境は?
黒後:試合の中で強気ではいますが、今日の試合は反省点も多く、1点を取り切るオフェンスの面で何かできているのかなというのは試合中凄く思っていました。ああいう場面で1点を取れたのは嬉しかったですけど、まだ試合が終わっていないという試合の中での葛藤だと思います。
――第3セットの30対30で円陣の中で言ったことは。
黒後:必死すぎて映像を見返さないと思い出せません。頭の整理がついていないので。すみません。
――黒後選手に。チームでここだけは大事にしようとしたところは?
黒後:試合前に一番大事なことは練習であるとチーム全員がわかっています。レギュラーラウンドの最終戦ということで、力が入りすぎてしまうことを理解した上での試合でした。どうなるかわからない不安をみんな持っていた中での1週間でしたが、もう一度自分たちのやるべきところ、役割、戦術・技術もそうですが、ここまでコートの内外で一つになって戦えたからこそ、こういう結果に繋がっているということはチーム全員が理解していることだと思います。
戦術・技術の確認もそうですし、チームで一体となって戦うというところが確認できた練習だと思います。
――ファイナルに向けての意気込みは?
黒後:ファイナルステージは今まで戦ってきた試合と全然違うもので、激しくて、熱くて、とても楽しくて、そういう試合になると思うので、その前の段階で自分たちがどれだけ詰めていけるかということを大切に、来週の1週間を過ごしていきたいと思います。今日勝ったこの勝利をしっかりと勢いにして勝てるように頑張ります。
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